■ちょっとコメント■
3月13,14の土、日をつかって、妻と久しぶりに夫婦旅行をしました。
夏休み以来だったので、とても久しぶりのような気がしました。
そこで、旅館は琵琶湖湖畔の雄琴温泉、琵琶湖近辺の科学館をインターネット
で調べて、大津市科学館と、滋賀県立琵琶湖博物館に行くことにしたのです。
今回はそのレポート1回目。大津市科学館のプラネタリウムは改装のため見れ
ず、3月20日(土)から始まるとのこと。(21,22日は休館です)
1週間のずれでおしかったです。
しかし、中の展示室にいろいろおもしろいものが置いてありました。
その一つが、鏡を利用したもので、凸面鏡では細く見えたり、短足に見えたり、
凹面鏡では、細長くみえたり、太く見えたり、よくある展示だなと思っていた
ら、この「握手ミラー」と「大型万華鏡」があったのです。
この二つは初めてだったので、とても面白かったです。しかし、大型万華鏡を
見た妻に「あなたの太さ加減がわかったでしょ!」と、言われてしまいました。
言われるとおり「まさに熊の軍団!」だったので、家に帰ってから読者の方には
批判の多かった「おにぎりダイエット」を再開しました。
それにしても、よう太って醜いな~(自分への嘆き・・・涙)
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■今日のテーマ 「春の大曲線と大三角形」 2004/3/30 No.175
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冬の星座として有名な「オリオン座」「ふたご座」は、4月になると夕暮れ時
には、大部西の空に傾いています。
生命の息を吹き返す暖かい春が訪れると、北の空にはひしゃくの形をした
「北斗七星」を含む「おおぐま座」が大部高いところに見えるようになります。
そのひしゃくのカーブをたどっていくと「うしかい座」のアークトゥルス、
「おとめ座」のスピカが見つかります。
この大きなカーブが「春の大曲線」です。
そして、この二つの一等星と、「しし座」のデネボラをつなぐと
「春の大三角形」が描けます。
文章だけでは、分かりにくいでしょうから、星座早見盤や科学雑誌Newtonに
載っているその月の星図などを参考にしてぜひご覧になって下さい。
「おとめ座」は、農業の女神アストリアの姿であると言われています。
その左手にもつ麦の穂先に輝く青白い星「スピカ」は「収穫の星」と
言われています。
今年の4月には、西には宵の明星(金星)が明るく輝いています。
また、ふたご座の所に土星が、しし座の所に木星が見えるはずです。
(大津市科学館パンフレット 参照)
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■ちょっとコメント■
冬の大三角形は有名で、よく見ることが出来るのですが、今回紹介した
「春の大曲線」「春の大三角形」はプラネタリウムなどでは、よく話しを
聞くのですが、なかなか見えません。
これはどうしてなのでしょう?
不思議ですね。
誰か何か知っておられる方の情報をお待ちしています。
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■今日のテーマ 「ブラックライトで白い服が光る?」 2004/4/6 No.176
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前回に引き続き、大津市科学館での展示の一つに不思議なものがありました。
それは、小さな部屋にはいると暗いのですが、私の着ていた白いジャンパーが
光って見えるのです。
その色は不思議な色で、青紫っぽい白色というのでしょうか?
とにかく、なぜ光っているのかが分かりませんでした。
そして、展示の説明文を読むとこうかいてありました。
これは、ブラックライトと呼ばれる紫外線を含むライトがあたっているからで、
紫外線は目には見えないのですが、蛍光塗料などにあたると光って見えるのです。
白い服が光るのは洗濯で使う洗剤の中に蛍光剤が入っているためです。
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■ちょっとコメント■
赤から紫までの可視光線の外側には、赤色より波長が長い赤外線と紫色より
波長の短い紫外線があります。赤外線は、おもに熱を伝えるので熱線とも
呼ばれます。一方、紫外線は化学作用を起こすはたらきを持っています。
赤外線、紫外線とも可視光線の範囲を超えているので、目には見えません。
よく、赤外線こたつが赤い色の光を出しているのでは、赤色の可視光線と
共に赤外線を出しているのと、不思議なもので暗い、赤外線だけより人は
赤い色を見ているだけで暖かく感じるという心理効果もあるそうです。