いつもメルマガ楽しく拝見させていただいております。
地球の生態環境と酸素・二酸化炭素量についての素朴な疑問があります。
密閉した部屋に人間だけいると酸素が欠乏しますが、
人間や自動車をはじめ酸素を使ってばかりで植物の少ない東京と
熱帯雨林のような光合成バリバリの場所では
どのくらいの酸素濃度の違いがあるものでしょうか。
→Fujikenより
東京と熱帯雨林の中の酸素と二酸化炭素の濃度の違いですか~?
これは、あると思います。なかったらおかしいですよね。
しかし、それが測れる装置の精度がどれくらいあるかによると思います。
酸素は空気中の20.8%ありますが、二酸化炭素は空気中の0.03%
しかありません。
中学の教科書にも気体の量を測る簡易装置が紹介されていますが、
まだ詳しくその装置を見ていませんのではっきりとは言えませんが、
酸素の割合はある程度測れても、二酸化炭素の量は測定するのは
難しいと思います。
しかし、もっと精密な機械が手に入れば、都会と山中、日本国内のみ
ならず、外国との比較をする研究なんておもしろそうですね!
機械によっては「自由研究」どころか「大きな実践的研究」になると
思います。
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■今日のテーマ 「近畿地方の地質」 2004/1/27 No.166
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地学研修第4回目のレポートです。
今回は、おおまかな近畿地方の地質(成り立ち)について述べます。
神戸、大阪の山の中の最下部には火成岩(主に花崗岩)があります。
日本列島をつくる最初にマグマが固まって基部を作ったと考えていいでしょう。
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■今日のテーマ 「近畿地方の地質(訂正版)」 2004/2/3 No.167
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地質の専門家の人が今回のテーマの内容を読んだらきっと簡単すぎてご不満も
あることと思いますが、メールでお知らせ下さい。
■訂正■
前号の中の「~層郡」という部分は「~層群」の間違いでした。
ここに、訂正し、深くお詫びいたします。
たくさんの方からのご指摘ありがとうございました。
一人一人に返信できず、ここでお礼申し上げます。
●「fujiniki」さんより こんなメールを頂きました。
27日付けの「近畿地方の地質」を読ませていただきました。
私は丹波帯を研究していたのですが、少し気になる記事がありましたので
お伝えいたします。
まず「丹波層群」は昔は古生層と言われていましたが1960年以降の調査で、
ほとんどが中生代の三畳紀とジュラ紀の地層が確認されています。
フズリナなどの二畳紀の地層はあちこちに点在している石灰岩だけに含ま
れていて、これらはブレートで運ばれてきた南方の珊瑚礁よりできた
石灰岩です。日本は大陸から運ばれてきた砂泥と(ジュラ紀)とプレート
で運ばれてきた南方のチャート・頁岩・石灰岩などが混在して現在の島弧
となっています。
ですから丹波帯は古生層ではなく中生層と認識されています