http://www.anew.co.jp/contents/magazine/feature/minasion/
では,
マイナスイオンってなあにの頁の
「マイナスイオンとは」においては一般の陰イオン,陽イオンについての
説明をして,「増えていくプラスイオン」においてはいわゆるマイナスイ
オンやプラスイオンの話にすり替えています。静電気とイオンをごちゃご
ちゃにとらえているようです。
メルマガで公開された他の方からのマイナスイオンについて色々なご意見も
拝読いたしましたが,
いろんな商品にマイナスイオンと言う宣伝文句が付けられていている割には
実体はよく分からず,マイナスイオンとしてはっきりした定義はないという
のが,今の結論だと思います。
私自身もマイナスイオン測定器は何を測っているのだろうと疑問に思ってい
ます。オゾン?静電気? 静電気ならば測定値に湿度の影響もあるそうです。
マイナスイオンについては市民のための環境ガイドと言うページ
http://plaza13.mbn.or.jp/~yasui_it/index.html
の2003年度版記事にとり上げられています。
たとえば
http://plaza13.mbn.or.jp/~yasui_it/NonScienceMinusIon.htm
http://www.ne.jp/asahi/ecodb/yasui/MinusM-Yoshi.htm
疑似科学になぜ人はだまされるのか興味がありますもので,
今回は失礼ながらメールさせて戴きました。
これからも,メルマガ楽しみにしております。
では失礼いたします。
→Fujikenより
最近、妻が買ってきたドライヤーに「イオンスイッチ」なるものがついていて
妻に「説明書ある?」と聞いたら「捨てちゃった」といっていました。
「はやし」さんの言われるとおり、「疑似科学」にだまされているのでは?
と思うことが多い昨今です。
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■今日のテーマ 「なぜ空は青く、夕焼けは赤いのか」 2003/12/9 No.159
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太陽光の中にはたくさんの色がまざって白く見えています。
その色によって波長の長さが違い、赤色や黄色の光は波長が長く、
青や紫色は波長が短いのです。
太陽光は、地球の空気層(大気圏)に入ると空気中のチリにぶつかり、光の
向きが変わります。
つまり、波長の短いもの(赤より青のほうが波長が短い)は、それだけチリ
にぶつかる確率が高いので、あちらこちらに光が散らばりやすいということ
になります。
空が青く見えるのは、波長の短い青い光が空いっぱいに散らばっているから
なのです。
一方、なぜ夕焼けは赤いのでしょう?
これは、太陽光の空気層を通る距離に関係します。
太陽は沈むにつれ、太陽の位置が真上から横に移動します。
そうすると、太陽光の空気層を通る距離は、真上より横の方が長いため、
今までチリの間を通り抜けてきた波長の長い赤い光もチリにぶつかり、散ら
ばるのです。
そうすると、青い光は波長が短いため遠くまで届かず、私たちには波長の
長い赤色が目に入り、夕焼けが赤く見えるのです。
(http://www.labs.fujitsu.com/gijutsu/tera/bluesky.html 参照)
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■ちょっとコメント■
読者のRさんよりこんなメールを頂きました。
「子供に「空の色はなぜ青い?」と聞かれて「地球をとりまくガスの色」と
いう風に答えたのですが実際の所はどうなのかうまく説明して頂けると助か