の情報をお待ちしています。「ちょっとサイエンス」で「セミ調査」のまとめを
したいと思います。
メールはこちら→ fujiken200605@ares.eonet.ne.jp
それから、前回の「ウランの半減期による地球の年齢の測り方」が分かりにくか
ったというメールも届いていますので、今、分かりやすく説明しようと奮闘中で
すので、また後日、テーマとして取り上げさせて頂きたいと思います。
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■今日のテーマ 「セミ調査のまとめ」 2004/9/7 No.198
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最初に、もう一度セミの種類をまとめると、
羽根が茶色で「ジージー」と鳴く「アブラゼミ」
羽根が透明で頭部が大きく黒くて「シャーシャー」と鳴く「クマゼミ」
羽根が透明で頭部がクマゼミより小さく緑色で「ミーンミーン」と鳴く「ミン
ミンゼミ」
体が小さく羽根は茶と透明のまだらで「チーチー」と鳴く「ニイニイゼミ」
体はミンミンゼミの小型のような形で、夜明けと夕暮れに「カナカナ」と鳴く
「ヒグラシ」
体はヒグラシとよく似ていて、ミンミンゼミの小型のような形で、夏の終わり
に「ホウシツクツク」と鳴く「ツクツクボウシ」などがいます。
ここで、最初に私が気づいたのは、大阪では「クマゼミ」が多く、昔多かった
「アブラゼミ」が少なくなったということです。その原因は「地球の温暖化」が
原因ではないかということを皆さんのメールで知りました。そして、「ミンミン
ゼミ」が昔より減っているのではないかということを皆さんからのメールで
気づき、皆さんに「セミ調査」をお願いしたわけです。
何通かメールを頂いたので紹介します。
●「きたしん」さんより
おそくなりましたが、一応、私の近所の報告です。
大阪府和泉市ですので、フジケンさんとほぼ同じではないかと思うのですが、
この7~8月中に15匹捕まえて全てクマゼミでした。
その他に見かけたものも全てクマゼミでした。おそるべしクマゼミ!
と、これだけではあまりにも面白くない報告ですので、ちょっと追加を。
8/14に福井県小浜まで海水浴に行ったのですが、この時に見つけたセミ2匹
はともにアブラゼミでした。鳴き声からもこの辺りはアブラ中心だと推測で
きます。
私(現在36才)が子供の時は大阪府堺市に住んでいましたが、盛夏にはアブ
ラゼミがほとんどで、ニイニイゼミが2割ほど?で、クマゼミは極まれでした。
ミンミンゼミは山奥でしか見たことも聞いたこともありません。大和川以南
の平野部には昔からいなかったといえるかもしれないです。
お盆に田舎の鹿児島県串木野市に帰ったときにだけクマゼミの「シャーシャー
シャーシャー」の大騒音を聞くことができました。木に群がるクマゼミを写真
に撮ってもらって、大阪に帰ってきてから自慢したものです。それが、まさか
アブラゼミが貴重になるとは・・・
ホントに温暖化というものを考えさせられますね。
→Fujikenより
大阪はほとんど「クマゼミ」、福井県には「アブラゼミ」がいる
「ミンミンゼミ」は昔も今も大阪にはあまりいなかったようですね。
●「青柳」さんより
多摩ニュータウンの稲城市向陽台という所に住んでいます。
京王線稲城駅近くは自然が豊かで、駅近くの丘でもカブトムシ
やクワガタムシがとれます。