シャンコが鳴くと、宿題を放っておいて網を持って走ったものです。
クマゼミは木の高い所(2階の庇くらい)にとまるのと、
感覚が鋭く、気配を感じてすぐ逃げる、羽が透明で木の節に見えるなど
ひと夏に2~3匹取れたかどうか、貴重なセミでカゴに入れていると
ガキどもに垂涎のまとでしたが・・・いまは稀少価値どころか
うるさいばかりです。
アブラゼミは多く、少し低い所(1階の庇くらい)なので簡単に取れました。
最近は「チイチイゼミ」というアブラゼミの次に多かった灰色系の蝉も全く見な
くなりました。これはもっと低い所で素手でも取れました。
大阪以外や、涼しい所の情報も欲しいと懐かしくMMを読ませて頂きました。
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■ちょっとコメント■
私は、小さい頃は夏休み、山梨県へ帰省していました。ですからアブラゼミが
多かったのは、山梨県なのか今住んでる大阪なのかはっきりしません。
しかし、皆さんのメールによればどうも東京くらいまでがクマゼミの生息地域
のようです。それも、最近増えてきて、これらは、地球温暖化・夏が以上に
暑いせいだというみなさんの意見のようです。
「クマゼミ前線」北上中というところでしょうか?
私は本気で、「セミの割合」をしらべたくなりました。
一人10~20匹セミを採って種類の割合を出してみませんか?
採集場所(何県何市)と、採集日付を忘れずに。
皆さんのご協力よろしくお願いいたします。
賛同してくれる方の参加を期待しています。
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■今日のテーマ 「プルサーマル発電って何?」 2004/8/10 No.194
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私たちが消費する電力は年々上昇していて、どうやって発電するかについて
様々な模索がされています。その中で三大発電方法の水力、火力、原子力は
その電力の割合が1割、4.5割、4.5割(関西圏)となっています。
火力発電が石油、石炭、天然ガスの化石燃料を使い、発生する二酸化炭素が
地球温暖化の原因になっている事はよく知られています。
さらに、化石燃料はいつまであるか分からない有限な資源なので、火力発電の
割合は将来減少すると見られています。
そこで、最近重要視されているのが、原子力発電のプルサーマル発電です。
原子力発電はウランを核分裂したときに発生するエネルギーを利用した物です
が、一度使った使用済み燃料の9割は再利用できるウランとプルトニウムです。
これを再利用すれば元の燃料の2割から4割くらいのエネルギーを生み出すこ
とができるのです。
プルサーマルの「プル」はプルトニウムのことで、サーマルリアクター
(軽水炉)のサーマルをあわせた造語なのです。
プルサーマルとは、使用済み核燃料から取り出したプルトニウムとウランを
混ぜた物を燃料として再び原子力発電に利用しようというものです。
使用済みの燃料の廃棄の方法に困っている原子力発電なので、プルサーマル
発電はその解決策の一つとして注目されています。
(「電気、今のままで大丈夫?」 経済産業省資源エネルギー庁 参照)