嘘ばかりの脳卒中リハビリ その実態を斬る! 第3巻(完結)

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記事601~650( 7 / 50 )

記事607 デイケアの進化するおじいさん、、、その後の様子は?

こんばんは。

久々の進化するおじいさん! シリーズですけどね。

、、、、

実は、あんまり変化はしていません。

いろいろとね

病気になる前の状態が

片麻痺の症状と絡んでいるためなんですけどね。

ま、あえてそこまでは説明しませんけど。

、、、、

しかし

実は、このおじいさん(わからない人は

進化するデイケアのおじいさん、の記事を

調べてみてくださいね(無責任!)。


右麻痺(右利きの右麻痺です)でね

ステージでいいますとね

上肢は3、下肢は4くらいでしょうかね。

下肢にはプラスチック装具(SHB)使用で

一本杖で歩行は自立しています。


最近、歩行の調子がいいんですね。

今日も何を話すかと思いましたらね。

、、、、

平行棒の中で杖なしで歩いていたとか、、、

うーん。

練習とすればいいんですけど

当然少しくらいは歩けるんですけどね。

あはは

この間

装具をわざとはずして歩いていましたけどね。

もちろん、歩けるのは承知しているんですけど

なかなか、上手に歩いていました。

いえいえ、それを認めているわけではないんですよ。

、、、、

このおじいさん、今年で89歳になりますけど

大変、お元気です。

もちろんね

今のこのような状態も

自然に回復してきたとはいいませんし

この状態が、簡単に悪化する可能性があることは

私には手にとるようにわかるんですね。

????

なぜならば

このおじいさんに

あまり対応できない状態があったときには

明らかに歩行が

かなり危険な状態になるからなんですね。

????

で、何がそういう原因になるかといいますとね

両下肢の筋の柔軟性の欠如、低下です。

これが起こる

すなわち

下肢が硬くなってしまうとね

このおじいさんは、つま先がひっかかりやすく

なっています。

、、、、

ってね、これ、片麻痺のお客様には

かなり共通していえる現象なんですね。

、、、、

、、、、

話題を上肢にかえますけど

このおじいさんの

上肢のステージは3なんです。

実際にはまだ、重力に抗して上肢を

十分にはコントロールできない状態です。

しかし

、、、、

また、しかしですけどね(笑)。

、、、、

すでに肩甲骨は分離できています。

かなり自由に動かしていますけどね。

、、、、

で、日々、上肢の屈曲傾向を調整しているんですけど

要するに

マンウエルニッケの形にならないように

調整しているんですけどね

いまだに

歩行時には、かなり形として

はっきり認められることがありますけど

それが

ほとんど生じないということも

かなり多くみられるんですね。

、、、、

、、、、

こういうことを目の当たりにしているんですけど

このおじいさんからもね

ステージどおりに回復するとか

緊張の亢進が

曲線のように変化していくということが

いかに眉唾な概念であるかということを

教えられております。

で、すでにこのおじいさんも

発症から1年以上の経過になるんですけどね

いまだに

私にいわせてもらえば

微弱なんですけどね

進化しているように思えてなりませんけどね。

杖なし、装具なしでも

歩いてしまうんですけどね。

ということで

最近のおじいさんの状況でした。では。

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記事608 片麻痺と全身柔軟性の密接な関係!

おはようございます。

今朝も5センチくらい雪が積もっていましたけどね

さっさと片付けてきました。

今日は非番なんですけどね

家内が仕事です。

お子守しなければいけません。

子供はGyaoで猫ラーメンをみています。

あはは

子供って面白いですよね。

、、、、

さてさて、いよいよ、管理者のもっとも語りたい

そういう部分にメスを入れていきますけどね。

実は全身柔軟性についてです。

????

リハビリの専門職は

ほとんど口をそろえて

次のようにいいます。

マッサージで麻痺回復とか筋力アップはできない!

ってね。

そのとおりです。

、、、、

、、、、

しかし

片麻痺のお客様に限らず

大抵のお客様には

良い影響というものはあるように思えるんですね。

そういうことを説明したいと思います。

、、、、

、、、、

ただ、最初に申し上げておきますけど

片麻痺とマッサージというのは

ある意味、矛盾しているといいますか

対極にある概念のようにも思えるんです。

????

そのあたり、私は次のように考えています。

大抵、マッサージ(業界を敵に回すとかそういうことでは

ありませんので、広義のマッサージと思ってください)

というものは

そもそも、リラックスした状態で対応されますよね。

ということは

その時点で

たとえば片麻痺のお客様にも、ある程度は

全身緊張が緩和した状態が

あるようにも思えますけど

あながち、一概にそうとはいえない状態が

あるんです。

それが筋の短縮とかね、こわばりとか

極端になると

関節運動制限(拘縮)というものが生じます。

ですから

ある程度の緊張が抜けたから

確かに、マッサージという対応は

もちろん、有効性はあると思うんですけどね

それが本当に効率よいものであるかといいますとね

まだまだ、対応の余地が残されているとして

いいわけです。

????

そうでなくても

片麻痺というのは

見かけ上の緊張亢進がいともたやすく生じるのですから

マッサージというものの効果の持続そのものが

やはり

通常、健常者に対してのものと比べれば

はるかに短いものでしかないということは

自明の理なんですね。

、、、、

、、、、

とはいえ、私も過去25年において

いろいろな学生をはじめ

スタッフにも関係してきましたけどね

指導はそれほどしませんけど

周囲をみていますと

特に私が直接指導しなくても

ある程度、学生あたりでも

かなりの効果を認めるような対応は

特に習熟を要さなくても

できるように思います。

????

ということは、いくら素人、一般の人においても

マッサージすなわち

安静姿勢における

筋の柔軟性、弾力をもたせるという手法は

片麻痺においても

ある程度の効力があるといえるのかもしれません。

いえいえ

まだまだ、話があるんです。

、、、、

、、、、

しかし

先ほども説明しましたけど

片麻痺においては、見えない最大の敵が

見かけ上の緊張亢進なんですね。

その原因を徹底的にやっつけないと

堂々巡りです。

普段、日常において緊張が亢進し続けるのを

黙認しておいて、放置しておいて

それでマッサージというのは

誰が考えても無駄な作業です。

違いますか?

、、、、

ですから、やはり、そういう点を考慮しての

マッサージというものの効率を高める方法が

ないのか?

そういうことを試行錯誤して対応するのが

私の説明するところの

リラクゼーションの考え方になるんです。

、、、、

ごちゃごちゃしていますけどね。

整理してみます。

片麻痺においては

見かけ上の緊張が亢進しやすい状態が

日々持続しているために

筋の柔軟性が低下、欠如して短縮、拘縮を生じるんです。

ですから

単純にマッサージしただけでは

ただ少し緩んだだけのところ

つまりは、まだ硬い状態が、その原因を

取り除けていない可能性が高いんですね。

それをマッサージするといっても

実際には原因にまで到達していないのですから

たとえ、見かけ上の効果が期待できても

その対応の繰り返しということだけであり

そういうことでは

動作の自立とか麻痺の回復とか

筋力アップというものには

直結しないんですね。

、、、、

あはは、筋力はどうでもいいんですけどね。

大抵、リハビリスタッフは

筋トレを選択しますので

私のような対応で、お客様に良い変化が

あった場合には

あまり、いい顔をしない

そういうことになるんですね。

、、、、

よくわからない?

ですから

片麻痺のお客様を元の状態に戻していくのが

リハビリであるわけですよね。

筋トレでそれができるんですか?

そこから議論しなければいけないと思うんです。

、、、、

短縮している筋肉はただ伸ばせばいいんですか?

そういうことから

リハビリの考え方は間違ってしまっているんですね。

、、、、

では、いつ、お客様の全身状態

ここでは麻痺の回復とかいいません。

要するに

お客様の全身の筋肉の緊張状態をいいますけど

病気になる前の状態に

戻そうとできるのでしょうか?

それは誰がすべきことなんですか?

、、、、

実は、こういうことは

目の前にいるお客様に対して

今、すぐに実行でき

習熟すれば、劇的な変化を生じさせることすら

私には可能であると思っていますけどね。

手をこまねいて

招き猫じゃないですよ(笑)。

ただ、お客様にどんどんと身体的な

変化(悪化)をさせてしまうのではなく

今、すぐにでも

対応できることからはじめる

そうしなければ

リハビリにはならないのではないでしょうか?

、、、、

少なくとも、病気の前の全身状態

麻痺の回復とか、動作の自立とかは

別にしておいて

筋肉を限りなく良い状態にしてみるということ

しばらくは、こういうことを

話題として、説明していくことにしましょう。では。

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M-CCアドバイザー 寅 加太夫
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