嘘ばかりの脳卒中リハビリ その実態を斬る! 第3巻(完結)

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記事601~650( 5 / 50 )

記事605 対応の手順という考えが違うだけの管理者!

おはようございます。

今朝も小雪のちらつく信州ですけどね。

北のほうはものすごい状態になっているようです。

信越線も飯山線も県境で折り返し運転ですけど

大変ですよね。

寒波も今日当たりで徐々に和らいでいくようですので

ほっとしています。

、、、、

さて、ステージの話題はしばらく封印しますけどね

いずれ投稿しなければいけないとは思っていますが

それまでは、そういうことをできるだけ語らず

説明をしていきたいと思っていますけどね。

、、、、

今朝は手順の話です。

????

????

当然ですけどね、片麻痺リハビリの手順のことです。

、、、、

何か問題があるのか?

って、おおありです。

、、、、

だってね、評価が成立しないんです。

はっきり申し上げますけど

片麻痺の評価は成立していないはずです。

なぜか?

それは

筋緊張を正常化させるという方法論がないからですね。

????

片麻痺の本当の急性期をのぞき

リハビリで評価しなければならないときには

すでに

弛緩している状態でなければ

緊張の亢進というものに

身体が支配されているからですね。

????

その緊張亢進が本当に

片麻痺の純粋な症状であると

誰が言い切れるんでしょうか?

これが最大のポイントです。

、、、、

これは明らかに違うんですね。

説明は省略しますけど

健常者でも、日々、運動不足でなくても

身体というのはなまっていくものです。

柔軟性も低下します。

そういう状態において

マッサージを受けたりするではないですか?

すると

身体が軽くなりやわらかくなる

すなわち

見かけ上の緊張も多少緩和するということになるんですね。

これに異論を唱えられたら

そこまでですけどね。

あきらかにリラックスする。

リラックスというのは

精神的なものだけではないわけですね。

身体全身に緊張が緩和するということにより

そういう状態が生じるということになります。

、、、、

違うんですか?

、、、、

つまり

片麻痺のお客様には、そういう

自然に生じている非活動性というものが

病気になる前よりも

顕著に低下しているわけですから

そこには

片麻痺で生じているという緊張の亢進が

本来、それほど強いものであるはずが

ないんですね。

だって、麻痺側を積極的には活動できないんですよ。

それなのに緊張だけが亢進するというのは

明らかに矛盾をはらんでいると思います。

、、、、

そして、全身は左右非対称となり

非麻痺側によって身体を動かしています。

その非麻痺側への負担というものは

治療側が頭で考えるほどの

簡単なことではないんです。

、、、、

こういうことが、どうしたものか

片麻痺治療においては、リハビリにおいては

どうしても

概念として成立していないように思います。

、、、、

障害しか対応しない!

という、非常に短絡的な解釈なんですね。

、、、、

お客様の中に障害が存在しているわけですから

まずもってしなければならないことは

お客様の全身状態を

いかに自然のものにするかということに

ほかならないわけです。

、、、、

本当に、片麻痺の評価で

こういうことができているのか?

そんな手順はどこにも示されていません。

つまり

片麻痺のお客様の評価というものは

見かけ上のそのままの状態で実施されています。

、、、、

いえいえ、それでもいいんですよ。

要するに

本当の片麻痺の状態さえ

見出せればいいわけですね。

、、、、

つまり

見かけ上の片麻痺症状から

見かけ上の緊張亢進という状態を

引き算できれば

お客様の本当の片麻痺症状というものが

精算、導き出せるからです。

でもね

そういうことも

片麻痺の評価では実施できていないんです。

、、、、

そして

最後にいっておきますけど

片麻痺の筋緊張の評価って

現場では、ほとんど

ちょこっとしか

行われませんし、とりあげられるような

そういうことも、きわめて少ない部分であるはずです。

、、、、

もはや、こうなりますとね

片麻痺治療そのものは

治療側の頭の中で

勝手に想像された、怪物(モンスター)

のようなものです。

見えない、空想の世界で

それを

いかに合理性をもたせてしまえるか

ということにしか、たどり着いていないと思います。

????

わからないですか?

ま、わからなくて結構です。

簡単にいいますとね

お客様を全身を評価できないわけです。

そして

見かけ上でしか評価していないんです。

そして、真の状態を導こうとしていないんです。

それで評価も治療も成立するんですか?

、、、、

だから、手順なんです。

評価したいのであれば

最善の状態が評価で結果として出せる

そういう全身状態を

最初から作らなければいけないということになります。

その手順が

片麻痺の治療の世界には

どこにもないんです。

間違いのないことであると確信していますけどね。

では。

今日は、実は、午後出勤なんですね(笑)。

記事601~650( 6 / 50 )

記事606 片麻痺の評価を専門職はどのように解釈しているのか?

こんばんは。

今日は、ま、評価的なところを

あえて説明しますけどね。

片麻痺の評価を行うためには

実は片麻痺の純粋な状態を明らかにするという

手順をもってこなくては

いけないんですね。

、、、、

前回の記事に書いたとおりなんですけど。

実は

特に慢性期のお客様の身体って

どういう変化を起こしているかといいますと

おそらく、次のような図式になると思うんです。

、、、、

全身状態 = 生活不活発による体力低下 

+ 片麻痺症状 + 独自の生活習慣などによる身体反応

で、最後の項目をさらに細分化してみますとね


様々な身体変化 = 見かけ上の緊張亢進

+ 片麻痺にともなう緊張亢進 + 重力の影響による変化

????

????

まあ、こういうことがわからなくても

全然、問題はありませんけど(笑)。

よく考えてほしいんですね。

片麻痺の純粋な状態というのは

別に、全身姿勢の不良などが含まれないんです。

だって、急性期には

何も身体的に変化はないんですね。

運動麻痺であれば

単純に動かないという現象があるだけのことです。

ですから

関節運動制限と片麻痺というのは

実は別物として考えるようにすべきなんですね。

????

もちろん

すでに慢性のお客様には

関節運動制限が重度に生じてしまっている方も

相当あると思われますけど

だからといって

純粋な片麻痺症状を評価できないということには

なりません。

必要なことは

関節運動制限を起こさないようにすること

しかし

生じてしまった場合には

その原因を徹底的に

仮に一時的であっても

解消するようにすることにより

本来の片麻痺症状というものが

より鮮明に出現してくると考えます。

????

ですから

評価を行う前にすべきことは

もちろん

関節可動域制限に対してのアプローチと

思われるかもしれませんけど

実は違います。

筋緊張の見かけ上の亢進を

評価場面だけであっても

できるだけ減弱、緩和させるという

手法を用いるべきなんですね。

????

????

見かけ上の緊張の亢進は

頭では理解しにくい概念ではないかと思いますけど

実は

誰にでも生じるものであり

そういうものは

別に病的なことではないんですね。

ですから

片麻痺の評価において

見かけ上の緊張亢進状態を

緩和させるということは

誰がしてもかまわないと思うんです。

、、、、

はっきりいえば

誰もしないだけに過ぎないんですね。

、、、、

しかし

リハビリの世界では

こういうことを学業として指導することはないんです。

そういうカリキュラムは

どこにも存在していないのかも知れません。

したがって

片麻痺を評価する

もういわなくてもいいと思うんですけどね

リハビリの対象となる疾患など

すべてにおいて

こういうことは

あてはまると思うんです。

、、、、

しかし、実際にはどうかと申しますとね

リハビリの評価においては

見かけ上の変化を含め

病気などに起因している症状として

対応を進めていると思います。

これが、決定的な問題になっているはずなんですね。

????

わからなくて全然、構いませんよ。

、、、、

しつこいですけどね

評価したかったら

評価できる状況を作らなければいけないんです。

病気の症状が純粋に評価できるように

しなければいけないということです。

そのためには

本来、そういう学問が存在しなければいけないんですね。

、、、、

けれど、学校では教育されないことなんです。

ただ、それだけのことですけど

ですから

私がいつもいっているのは

まず、お客様の筋緊張を

緩和できるかどうか

対応してみてから

考えればいいということなんですね。

、、、、

そういう方法論については

すでにしつこく投稿していますので

ここでは説明しませんけど

ほとんどの片麻痺のお客様には

脱抑制状態でない限りは

私の対応は成立する可能性が非常に高いと

思っております。

ま、このくらいにしておきましょうね。では。

記事601~650( 7 / 50 )

記事607 デイケアの進化するおじいさん、、、その後の様子は?

こんばんは。

久々の進化するおじいさん! シリーズですけどね。

、、、、

実は、あんまり変化はしていません。

いろいろとね

病気になる前の状態が

片麻痺の症状と絡んでいるためなんですけどね。

ま、あえてそこまでは説明しませんけど。

、、、、

しかし

実は、このおじいさん(わからない人は

進化するデイケアのおじいさん、の記事を

調べてみてくださいね(無責任!)。


右麻痺(右利きの右麻痺です)でね

ステージでいいますとね

上肢は3、下肢は4くらいでしょうかね。

下肢にはプラスチック装具(SHB)使用で

一本杖で歩行は自立しています。


最近、歩行の調子がいいんですね。

今日も何を話すかと思いましたらね。

、、、、

平行棒の中で杖なしで歩いていたとか、、、

うーん。

練習とすればいいんですけど

当然少しくらいは歩けるんですけどね。

あはは

この間

装具をわざとはずして歩いていましたけどね。

もちろん、歩けるのは承知しているんですけど

なかなか、上手に歩いていました。

いえいえ、それを認めているわけではないんですよ。

、、、、

このおじいさん、今年で89歳になりますけど

大変、お元気です。

もちろんね

今のこのような状態も

自然に回復してきたとはいいませんし

この状態が、簡単に悪化する可能性があることは

私には手にとるようにわかるんですね。

????

なぜならば

このおじいさんに

あまり対応できない状態があったときには

明らかに歩行が

かなり危険な状態になるからなんですね。

????

で、何がそういう原因になるかといいますとね

両下肢の筋の柔軟性の欠如、低下です。

これが起こる

すなわち

下肢が硬くなってしまうとね

このおじいさんは、つま先がひっかかりやすく

なっています。

、、、、

ってね、これ、片麻痺のお客様には

かなり共通していえる現象なんですね。

、、、、

、、、、

話題を上肢にかえますけど

このおじいさんの

上肢のステージは3なんです。

実際にはまだ、重力に抗して上肢を

十分にはコントロールできない状態です。

しかし

、、、、

また、しかしですけどね(笑)。

、、、、

すでに肩甲骨は分離できています。

かなり自由に動かしていますけどね。

、、、、

で、日々、上肢の屈曲傾向を調整しているんですけど

要するに

マンウエルニッケの形にならないように

調整しているんですけどね

いまだに

歩行時には、かなり形として

はっきり認められることがありますけど

それが

ほとんど生じないということも

かなり多くみられるんですね。

、、、、

、、、、

こういうことを目の当たりにしているんですけど

このおじいさんからもね

ステージどおりに回復するとか

緊張の亢進が

曲線のように変化していくということが

いかに眉唾な概念であるかということを

教えられております。

で、すでにこのおじいさんも

発症から1年以上の経過になるんですけどね

いまだに

私にいわせてもらえば

微弱なんですけどね

進化しているように思えてなりませんけどね。

杖なし、装具なしでも

歩いてしまうんですけどね。

ということで

最近のおじいさんの状況でした。では。

記事601~650( 8 / 50 )

記事608 片麻痺と全身柔軟性の密接な関係!

おはようございます。

今朝も5センチくらい雪が積もっていましたけどね

さっさと片付けてきました。

今日は非番なんですけどね

家内が仕事です。

お子守しなければいけません。

子供はGyaoで猫ラーメンをみています。

あはは

子供って面白いですよね。

、、、、

さてさて、いよいよ、管理者のもっとも語りたい

そういう部分にメスを入れていきますけどね。

実は全身柔軟性についてです。

????

リハビリの専門職は

ほとんど口をそろえて

次のようにいいます。

マッサージで麻痺回復とか筋力アップはできない!

ってね。

そのとおりです。

、、、、

、、、、

しかし

片麻痺のお客様に限らず

大抵のお客様には

良い影響というものはあるように思えるんですね。

そういうことを説明したいと思います。

、、、、

、、、、

ただ、最初に申し上げておきますけど

片麻痺とマッサージというのは

ある意味、矛盾しているといいますか

対極にある概念のようにも思えるんです。

????

そのあたり、私は次のように考えています。

大抵、マッサージ(業界を敵に回すとかそういうことでは

ありませんので、広義のマッサージと思ってください)

というものは

そもそも、リラックスした状態で対応されますよね。

ということは

その時点で

たとえば片麻痺のお客様にも、ある程度は

全身緊張が緩和した状態が

あるようにも思えますけど

あながち、一概にそうとはいえない状態が

あるんです。

それが筋の短縮とかね、こわばりとか

極端になると

関節運動制限(拘縮)というものが生じます。

ですから

ある程度の緊張が抜けたから

確かに、マッサージという対応は

もちろん、有効性はあると思うんですけどね

それが本当に効率よいものであるかといいますとね

まだまだ、対応の余地が残されているとして

いいわけです。

????

そうでなくても

片麻痺というのは

見かけ上の緊張亢進がいともたやすく生じるのですから

マッサージというものの効果の持続そのものが

やはり

通常、健常者に対してのものと比べれば

はるかに短いものでしかないということは

自明の理なんですね。

、、、、

、、、、

とはいえ、私も過去25年において

いろいろな学生をはじめ

スタッフにも関係してきましたけどね

指導はそれほどしませんけど

周囲をみていますと

特に私が直接指導しなくても

ある程度、学生あたりでも

かなりの効果を認めるような対応は

特に習熟を要さなくても

できるように思います。

????

ということは、いくら素人、一般の人においても

マッサージすなわち

安静姿勢における

筋の柔軟性、弾力をもたせるという手法は

片麻痺においても

ある程度の効力があるといえるのかもしれません。

いえいえ

まだまだ、話があるんです。

、、、、

、、、、

しかし

先ほども説明しましたけど

片麻痺においては、見えない最大の敵が

見かけ上の緊張亢進なんですね。

その原因を徹底的にやっつけないと

堂々巡りです。

普段、日常において緊張が亢進し続けるのを

黙認しておいて、放置しておいて

それでマッサージというのは

誰が考えても無駄な作業です。

違いますか?

、、、、

ですから、やはり、そういう点を考慮しての

マッサージというものの効率を高める方法が

ないのか?

そういうことを試行錯誤して対応するのが

私の説明するところの

リラクゼーションの考え方になるんです。

、、、、

ごちゃごちゃしていますけどね。

整理してみます。

片麻痺においては

見かけ上の緊張が亢進しやすい状態が

日々持続しているために

筋の柔軟性が低下、欠如して短縮、拘縮を生じるんです。

ですから

単純にマッサージしただけでは

ただ少し緩んだだけのところ

つまりは、まだ硬い状態が、その原因を

取り除けていない可能性が高いんですね。

それをマッサージするといっても

実際には原因にまで到達していないのですから

たとえ、見かけ上の効果が期待できても

その対応の繰り返しということだけであり

そういうことでは

動作の自立とか麻痺の回復とか

筋力アップというものには

直結しないんですね。

、、、、

あはは、筋力はどうでもいいんですけどね。

大抵、リハビリスタッフは

筋トレを選択しますので

私のような対応で、お客様に良い変化が

あった場合には

あまり、いい顔をしない

そういうことになるんですね。

、、、、

よくわからない?

ですから

片麻痺のお客様を元の状態に戻していくのが

リハビリであるわけですよね。

筋トレでそれができるんですか?

そこから議論しなければいけないと思うんです。

、、、、

短縮している筋肉はただ伸ばせばいいんですか?

そういうことから

リハビリの考え方は間違ってしまっているんですね。

、、、、

では、いつ、お客様の全身状態

ここでは麻痺の回復とかいいません。

要するに

お客様の全身の筋肉の緊張状態をいいますけど

病気になる前の状態に

戻そうとできるのでしょうか?

それは誰がすべきことなんですか?

、、、、

実は、こういうことは

目の前にいるお客様に対して

今、すぐに実行でき

習熟すれば、劇的な変化を生じさせることすら

私には可能であると思っていますけどね。

手をこまねいて

招き猫じゃないですよ(笑)。

ただ、お客様にどんどんと身体的な

変化(悪化)をさせてしまうのではなく

今、すぐにでも

対応できることからはじめる

そうしなければ

リハビリにはならないのではないでしょうか?

、、、、

少なくとも、病気の前の全身状態

麻痺の回復とか、動作の自立とかは

別にしておいて

筋肉を限りなく良い状態にしてみるということ

しばらくは、こういうことを

話題として、説明していくことにしましょう。では。

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M-CCアドバイザー 寅 加太夫
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