嘘ばかりの脳卒中リハビリ その実態を斬る! 第3巻(完結)

記事601~650( 3 / 50 )

記事603 股関節の外転制限が全身緊張を強めると断言しても構わない!

こんばんは。

早く寝ればいいのにね、

まだ、パソコンとにらめっこしている管理者ですけど。

あはは、ゲームしていましたけどね。

、、、、

さて、寝る前の投稿ですけど

今までにはない記事です。

実は、片麻痺のお客様の股関節のことについては

説明がまだ不足しているものがありましてね。

それが今日の本題です。

、、、、

片麻痺のお客様は

どういうわけか股関節の外転が制限されている

人が非常に多くみられます。

その理由が

従来説からいえば

いわゆる伸展パターンというものが

筋緊張の亢進によって生じるため

ということになるのかも知れませんけどね。

なぜならば

片麻痺のお客様の伸展パターンというのは

下肢については

骨盤が、後退、あるいは後傾

股関節が軽度屈曲、内転、内旋

、、、、

というように筋緊張が亢進するためとして

説明されているように思います。

で、股関節の説明ですけどね

内転するんですね。

そういう緊張が強いために

左右の下肢は開きにくくなります。

なぜならば

骨盤というひとつの

大きな入れ物があるとして

下肢はその両側についているんですね。

ですから

片側の股関節が内に引っ張られると

当然、反対の方にもね

引っ張りの力が働くようにできています。

、、、、

難しくはないんですけど、そういうものであると

思ってくださいね。

つまり

非麻痺側にも当然ですけど

股関節の外転制限が起きることになるんですね。

、、、、

これが実に曲者なんです。

股関節の外転制限が起きるということは

すなわち

骨盤が狭められ

さらに、足の開きが狭くなるということになります。

つまり座位でも、立位でも

支持基底面がより狭くなるということを意味します。

、、、、

したがって

狭い基底面においては

当然ですけど

重心の動かせる範囲も狭くなるということになりますけど

そのことによって

身体は重心を基底面の中に保とうとする

そういう反応がより生じやすくなるんですね。

これをバランス反応とか

姿勢緊張とかで説明することができるわけです。

、、、、

つまり

股関節外転制限を放っておくと

いつまで経ってもね

姿勢緊張が強いままになるわけですね。

姿勢緊張とかは

申し訳ないですけど

片麻痺とは無縁の概念です。

、、、、

この間も書いたじゃないですか?

ステージと歩行の自立度は相関しないってね。

つまり

ステージがいくら良くても

こういう現象、もちろんハムストリングスの

短縮なども非常に影響していますけどね

によって

ステージの低い人でも

案外、上手に歩けてしまうということが

簡単に説明できたりするんです。

しかし

ステージが高い状態であっても

股関節周囲の筋肉が緊張している状態

要するに股関節の自由度がかなり失われてしまっている

そういう状態で考えてほしいんですけど

が存在していると

いつまでも、歩行そのものに

どうしても身体の重さとか、耐久性やスピードの

効率の悪い歩行というものが

残ったままになるんです。

、、、、

ですから

私は、お客様の下肢全体に

股関節の外転もできるだけ

両側にしっかりと開くように

日々対応していますけどね。

もちろん、このことによって

座位も次第に安定してきますけどね。

歩行そのものがなかなか思うようにいかない

そういうお客様には

共通してこういうことが見られるとしても

かなりの説得力があると思っております。

そして、外転しやすい状態になればなるほど

立位が安定してきますのでね

緊張は緩和してくるといえると思うんですけど。

、、、、

ま、この記事はここまでにしておきましょうね。では。

記事601~650( 4 / 50 )

記事604 片麻痺がブルンストロームで理解され続けている以上、明るい未来はやってこない!

こんばんは。

何気にね、ブログタイトルを変更しましたけどね

業界関係者にはあんまり読んでいただきたくは

ないんですよね。

、、、、

といいながら、ブルンストロームのことを

再三書いてきましたけどね。

相変わらず

ブルンストロームステージの検索が

群を抜いているんですね。

ということは

やはり、このブログは業界関係者や

学生に読まれていると思うんですけど。

、、、、

ブルンストロームっていう言葉自体

本当は使いたくもないですしね

聞きたくもない、

まったく、身体が受け入れを拒むくらいの

管理者なんですね。

、、、、

、、、、

もちろん、私も専門職のはしくれですからね

ブルンストロームステージということで

お客様のことは当然説明しますけど

私が用いるのは

あくまでも

お客様の現在の回復の状況を

便宜的にステージいえばどうなのかという

そういうことにしか用いないようにしています。

つまり

見かけ上のお客様の状態を

たまたまステージというものに

当てはめると、おおよそどの位置にいるかという

それだけを

誰にでもわかるようにするための

置き換えをしているだけなんですね。

????

なぜかっていいますとね

ブルンストロームのステージが

どうして正しいのかということを

誰も検証しようとしていないからなんですね。

、、、、

え、そんなことはない!

本当ですかね?

じゃ、皆さんに質問をしますけどね

答えられる人がおられるでしょうか?

、、、、

ステージという概念は

誰を対象にして研究されたものであり

そこには、

本当に関節可動域制限をともなわない

そういう標本だけで統計処理したのでしょうか?

????

是非、教えていただきたいんですね。

で、誰でもいいんですけど

それが正しいのであれば

私はこのブログ、すぐにでも抹消しますけどね。

、、、、

もし、ステージの統計処理の中において

関節可動域制限が生じている人が

おられたのであれば

片麻痺の回復そのもの、そして

ステージの評価そのものが

全く信頼性を失うという、とんでもないことが

成立するんですね。

、、、、

例をあげておきましょうね。

たとえば、上肢のステージというものを考えますけど

ステージの検査において

肩を屈曲させるというのがありますけどね

そもそも

それがある程度の角度までできなかったら

判定は不十分ということになるんですよね。

もちろん

他のステージの検査でも同様です。

、、、、

つまり

関節可動域だけで説明してはいけないんですけどね

緊張というものもあるんですけど

便宜的に関節可動域で説明しますけど

、、、、

もともと、肩の屈曲が制限されている人に

ステージの検査をしても

それは、明らかに不十分としての判断が

ついてしまう可能性があります。

仮に、関節可動域制限がなかったら

検査上、判定は十分ということになり

次の検査に進むことになりますよね。

でも、肩関節が屈曲不十分とされてしまえば

その先の検査はすべて不十分という

そういう解釈になり

結果として

ステージそのものは

本来のステージよりも1段階さげられてしまうという

そういうことがあるわけですね。

????

もちろん、このことを理解できている

そういう人は

今はいくらでもおられます。

しかし

ステージの研究がなされたときには

その時代には

リハビリそのものが普及できていないわけですね。

それなのに

どうして

標本とされた片麻痺の人たちには

そこに関節運動制限がともなってはいないと

言い切れるのでしょうか?

明らかな矛盾であることは明白なんですね。

????

私がいつも申し上げているのは

お客様の

急性期の全身状態

すなわち関節可動域制限が全くない状態

そして

姿勢不良、左右非対称が全くない状態

において

片麻痺が回復していくとしたらどうなっているのか?

ということです。

こういうことであれば

誰でも理解できると思うんですね。

それなのに

関節可動域制限が生じてしまう原因すら

明らかにできていないにもかかわらず

それが

病気の症状であるように誤解したまま

統計処理してしまってね

例の回復曲線とかいう

わけのわからない概念を作り上げてしまったんですね。

、、、、

じゃ、なぜ、回復曲線の途中で止まってしまうだけでなく

さらに緊張が亢進し続けるひとがおられるんですか?

そして

片麻痺の症状は進行するはずがないのに

どうして

私たちのまわりには

あたかも片麻痺の症状そのものが

悪くなっていき

基本動作や歩行そのものさえ

自立度の低下を来たし続ける人が

おられるのでしょうか?

、、、、

いかがですか?

簡潔明瞭にそれも

一般の人たちにも理解できるように説明できますか?

、、、、

このことについては

当のステージの説明にも何もないんです。

ですから

いくら立派な考えをお持ちの

専門職でも答えることはできないはずなんですね。

違いますか?

、、、、

ですから、このブログは

最後のタイトルとしますけどね

専門職には決して語ることができるものではないんです。

少なくとも

ステージで

片麻痺を考えている限りは

永久的にダメだと思います。

、、、、

ですからね

もし、このブログをお読みいただくのであれば

まったく、片麻痺のことなど

専門的な知見を捨てて

読んでほしいんですね。

人の身体ってどうなっているんだろう?

そういう気持ちでお読みいただくのが

非常に感覚として

大事であると思うんです。

、、、、

最後に言っておきますけどね

お客様に起こっているさまざまな変化は

すべて事実なんですね。

脳が関係している?

だって、脳の機能は

元には戻らないじゃないですか?

それなのにどうして

麻痺の回復が起きるのか?

本当に脳科学で説明できるのですか?

それだけなんでしょうか?

、、、、

決してそんなことはないんですね。

ということで、この記事はここまでにしておきます。

では。

記事601~650( 5 / 50 )

記事605 対応の手順という考えが違うだけの管理者!

おはようございます。

今朝も小雪のちらつく信州ですけどね。

北のほうはものすごい状態になっているようです。

信越線も飯山線も県境で折り返し運転ですけど

大変ですよね。

寒波も今日当たりで徐々に和らいでいくようですので

ほっとしています。

、、、、

さて、ステージの話題はしばらく封印しますけどね

いずれ投稿しなければいけないとは思っていますが

それまでは、そういうことをできるだけ語らず

説明をしていきたいと思っていますけどね。

、、、、

今朝は手順の話です。

????

????

当然ですけどね、片麻痺リハビリの手順のことです。

、、、、

何か問題があるのか?

って、おおありです。

、、、、

だってね、評価が成立しないんです。

はっきり申し上げますけど

片麻痺の評価は成立していないはずです。

なぜか?

それは

筋緊張を正常化させるという方法論がないからですね。

????

片麻痺の本当の急性期をのぞき

リハビリで評価しなければならないときには

すでに

弛緩している状態でなければ

緊張の亢進というものに

身体が支配されているからですね。

????

その緊張亢進が本当に

片麻痺の純粋な症状であると

誰が言い切れるんでしょうか?

これが最大のポイントです。

、、、、

これは明らかに違うんですね。

説明は省略しますけど

健常者でも、日々、運動不足でなくても

身体というのはなまっていくものです。

柔軟性も低下します。

そういう状態において

マッサージを受けたりするではないですか?

すると

身体が軽くなりやわらかくなる

すなわち

見かけ上の緊張も多少緩和するということになるんですね。

これに異論を唱えられたら

そこまでですけどね。

あきらかにリラックスする。

リラックスというのは

精神的なものだけではないわけですね。

身体全身に緊張が緩和するということにより

そういう状態が生じるということになります。

、、、、

違うんですか?

、、、、

つまり

片麻痺のお客様には、そういう

自然に生じている非活動性というものが

病気になる前よりも

顕著に低下しているわけですから

そこには

片麻痺で生じているという緊張の亢進が

本来、それほど強いものであるはずが

ないんですね。

だって、麻痺側を積極的には活動できないんですよ。

それなのに緊張だけが亢進するというのは

明らかに矛盾をはらんでいると思います。

、、、、

そして、全身は左右非対称となり

非麻痺側によって身体を動かしています。

その非麻痺側への負担というものは

治療側が頭で考えるほどの

簡単なことではないんです。

、、、、

こういうことが、どうしたものか

片麻痺治療においては、リハビリにおいては

どうしても

概念として成立していないように思います。

、、、、

障害しか対応しない!

という、非常に短絡的な解釈なんですね。

、、、、

お客様の中に障害が存在しているわけですから

まずもってしなければならないことは

お客様の全身状態を

いかに自然のものにするかということに

ほかならないわけです。

、、、、

本当に、片麻痺の評価で

こういうことができているのか?

そんな手順はどこにも示されていません。

つまり

片麻痺のお客様の評価というものは

見かけ上のそのままの状態で実施されています。

、、、、

いえいえ、それでもいいんですよ。

要するに

本当の片麻痺の状態さえ

見出せればいいわけですね。

、、、、

つまり

見かけ上の片麻痺症状から

見かけ上の緊張亢進という状態を

引き算できれば

お客様の本当の片麻痺症状というものが

精算、導き出せるからです。

でもね

そういうことも

片麻痺の評価では実施できていないんです。

、、、、

そして

最後にいっておきますけど

片麻痺の筋緊張の評価って

現場では、ほとんど

ちょこっとしか

行われませんし、とりあげられるような

そういうことも、きわめて少ない部分であるはずです。

、、、、

もはや、こうなりますとね

片麻痺治療そのものは

治療側の頭の中で

勝手に想像された、怪物(モンスター)

のようなものです。

見えない、空想の世界で

それを

いかに合理性をもたせてしまえるか

ということにしか、たどり着いていないと思います。

????

わからないですか?

ま、わからなくて結構です。

簡単にいいますとね

お客様を全身を評価できないわけです。

そして

見かけ上でしか評価していないんです。

そして、真の状態を導こうとしていないんです。

それで評価も治療も成立するんですか?

、、、、

だから、手順なんです。

評価したいのであれば

最善の状態が評価で結果として出せる

そういう全身状態を

最初から作らなければいけないということになります。

その手順が

片麻痺の治療の世界には

どこにもないんです。

間違いのないことであると確信していますけどね。

では。

今日は、実は、午後出勤なんですね(笑)。

記事601~650( 6 / 50 )

記事606 片麻痺の評価を専門職はどのように解釈しているのか?

こんばんは。

今日は、ま、評価的なところを

あえて説明しますけどね。

片麻痺の評価を行うためには

実は片麻痺の純粋な状態を明らかにするという

手順をもってこなくては

いけないんですね。

、、、、

前回の記事に書いたとおりなんですけど。

実は

特に慢性期のお客様の身体って

どういう変化を起こしているかといいますと

おそらく、次のような図式になると思うんです。

、、、、

全身状態 = 生活不活発による体力低下 

+ 片麻痺症状 + 独自の生活習慣などによる身体反応

で、最後の項目をさらに細分化してみますとね


様々な身体変化 = 見かけ上の緊張亢進

+ 片麻痺にともなう緊張亢進 + 重力の影響による変化

????

????

まあ、こういうことがわからなくても

全然、問題はありませんけど(笑)。

よく考えてほしいんですね。

片麻痺の純粋な状態というのは

別に、全身姿勢の不良などが含まれないんです。

だって、急性期には

何も身体的に変化はないんですね。

運動麻痺であれば

単純に動かないという現象があるだけのことです。

ですから

関節運動制限と片麻痺というのは

実は別物として考えるようにすべきなんですね。

????

もちろん

すでに慢性のお客様には

関節運動制限が重度に生じてしまっている方も

相当あると思われますけど

だからといって

純粋な片麻痺症状を評価できないということには

なりません。

必要なことは

関節運動制限を起こさないようにすること

しかし

生じてしまった場合には

その原因を徹底的に

仮に一時的であっても

解消するようにすることにより

本来の片麻痺症状というものが

より鮮明に出現してくると考えます。

????

ですから

評価を行う前にすべきことは

もちろん

関節可動域制限に対してのアプローチと

思われるかもしれませんけど

実は違います。

筋緊張の見かけ上の亢進を

評価場面だけであっても

できるだけ減弱、緩和させるという

手法を用いるべきなんですね。

????

????

見かけ上の緊張の亢進は

頭では理解しにくい概念ではないかと思いますけど

実は

誰にでも生じるものであり

そういうものは

別に病的なことではないんですね。

ですから

片麻痺の評価において

見かけ上の緊張亢進状態を

緩和させるということは

誰がしてもかまわないと思うんです。

、、、、

はっきりいえば

誰もしないだけに過ぎないんですね。

、、、、

しかし

リハビリの世界では

こういうことを学業として指導することはないんです。

そういうカリキュラムは

どこにも存在していないのかも知れません。

したがって

片麻痺を評価する

もういわなくてもいいと思うんですけどね

リハビリの対象となる疾患など

すべてにおいて

こういうことは

あてはまると思うんです。

、、、、

しかし、実際にはどうかと申しますとね

リハビリの評価においては

見かけ上の変化を含め

病気などに起因している症状として

対応を進めていると思います。

これが、決定的な問題になっているはずなんですね。

????

わからなくて全然、構いませんよ。

、、、、

しつこいですけどね

評価したかったら

評価できる状況を作らなければいけないんです。

病気の症状が純粋に評価できるように

しなければいけないということです。

そのためには

本来、そういう学問が存在しなければいけないんですね。

、、、、

けれど、学校では教育されないことなんです。

ただ、それだけのことですけど

ですから

私がいつもいっているのは

まず、お客様の筋緊張を

緩和できるかどうか

対応してみてから

考えればいいということなんですね。

、、、、

そういう方法論については

すでにしつこく投稿していますので

ここでは説明しませんけど

ほとんどの片麻痺のお客様には

脱抑制状態でない限りは

私の対応は成立する可能性が非常に高いと

思っております。

ま、このくらいにしておきましょうね。では。

M-CCアドバイザー 寅 加太夫
嘘ばかりの脳卒中リハビリ その実態を斬る! 第3巻(完結)
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