嘘ばかりの脳卒中リハビリ その実態を斬る! 第3巻(完結)

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決済方法はクレジットカード、WebMoney、NETCASH、BitCashの4種類からご選択ください。
なお、対応しているクレジットカードは「visacard,mastercard,JCB,AmericanExpress」の4種類です。

第3巻 目次( 1 / 1 )

目次

記事601 歩行そのものが正常歩行でなくなるために問題がビッグバン化する!

記事602 下肢の支持性と膝のロッキングというのは別の概念で考えるべき!

記事603 股関節の外転制限が全身緊張を強めると断言しても構わない!

記事604 片麻痺がブルンストロームで理解され続けている以上、明るい未来はやってこない!

記事605 対応の手順という考えが違うだけの管理者!

記事606 片麻痺の評価を専門職はどのように解釈しているのか?

記事607 デイケアの進化するおじいさん、、、その後の様子は?

記事608 片麻痺と全身柔軟性の密接な関係!

記事609 理屈抜きで柔軟性を重視するべき!

記事610 片麻痺症状を最善の状態にすることを目指しています!

記事611 理想的な回復の流れってどうなの?

記事612 痙性は評価できるはずがない! しかし痙性にこだわるという愚の骨頂!

記事613 筋緊張正常化のための裏技(前編)

記事614 緊張正常化のための裏技(後編)

記事615 本当にしなければならないことを見逃すな! 本邦初公開(笑)

記事616 連合反応なんていらない!

記事617 リラクゼーションは近位から対応する!

記事618 機能的な立位ということを考える(前編)

記事619 機能的な立位を考える(後編)

記事620   VS 伸展パターン

記事621 伸展パターンを崩す裏技とは?

記事622 筋トレの功罪を斬る!

記事623 膝の周囲の柔軟性はもっと改善させることが必要!

記事624 ワイドベースになればなるほど緊張の正常化を図れると思います!

記事625 随意性に関する独自解釈!

記事626 作業療法にみられる致命的な片麻痺対応の見落とし! ま、どうにもならないでしょうけどね!

記事627 急性期リハビリは本当に専門的な対応をしているのか? むしろ専門職には何もしないでいてほしいんですけどね!

記事628 片麻痺の回復はいつストップする?(前編)

記事629 片麻痺の回復はいつストップする?(中編)

記事630 片麻痺の回復はいつストップする?(後編)

記事631 専門職に欠けている認識を取り上げます!

記事632 専門職は対応しているようでいて、実は敗北を認めている!

記事633 片麻痺全般についての基礎的な解釈(管理者持論)

記事634 いまさら聞けないシリーズ 連合反応

記事635 いまさら聞けないシリーズ 随意性の回復説明矛盾!

記事636 いまさら聞けないシリーズ 分離運動(管理者仮説)

記事637 いまさら聞けない、、、関節支持

記事638 専門職が筋緊張を評価できない理由をメッタ斬り!

記事639 全身緊張というより、左右の緊張の差を解消(正常化)していくことが重要!

記事640 基底面の拡大を図ると筋緊張は間違いなく緩和してくる!

記事641 下肢の緊張を強制的に正常化させてしまうと、、、

記事642 正しいと思われている基本動作、歩行動作は片麻痺には悪影響を及ぼしている!

記事643 あらためてブルンストロームの功罪を暴く!

記事644 片麻痺によって非麻痺側への重心の偏りは生じるはずはない!

記事645 いまさら聞けない、、、痙性とは?

記事646 いくら皆さんがお考えでも今の医療制度では片麻痺がよくなるのは非常に困難!

記事647 痙性筋というのは選択的に緊張が強くなるという概念に反論!

記事648 前回の続きです!

記事649 なぜ頚部・体幹・骨盤の調整は適当に対応されてしまうのか?

記事650 背中側を重視して対応すべきと考えております!

記事651 背中側からのアプローチの意義を考える!(前回の続き)

記事652 お客様には相反抑制という説明を鵜呑みにされている人が多いと思うんですね!

記事653 動作練習不要論を展開する!

記事654 管理者持論では片麻痺の回復は教科書的な説明とは全く異なることになる!

記事655 ステージ6であろうが痙性が正常化しないというのは既成事実化している!

記事656 姿勢不良、特に歩行姿勢不良のお客様は麻痺回復も不良という傾向を示す!

記事657 あなたが片麻痺になったとしてお読みください!

記事658 専門職閲覧お断り! リラクゼーションさえも実は専門職以外の対応が十分可能である!

記事659 もしかして麻痺側下肢への荷重を促すのは逆効果になっているのではないか?

記事660 片麻痺自然回復論!

記事661 不可逆的変化に支配されてしまってもそれを他人事としてとらえている医療現場の実態!

記事662 片麻痺リハビリの進め方(あくまで管理者流)

記事663 雑念、邪念が片麻痺回復をさらに妨げている!

記事664 理学療法士への徹底注文!

記事665 環境調整がなってない! それなのに日常生活動作を指導しようとしているとは何事であるか!

記事666 医療も介護も同じ穴の狢(むじな)であり、片麻痺悪化に加担しているはず!

記事667 自主トレはどのように進めればいいのか?

記事668 自主トレにおいて立位というのが、いい加減ではだめ!

記事669 姿勢の調整についてはさらに注意したいんですね!

記事670 管理者の注目 アキレス腱・ハムストリングス・内転筋!

記事671 時空巻き戻し理論を自主トレに適用するのが望ましい!

記事672 自主トレには決定的に見逃されている盲点がある!

記事673 脳のはたらきで異常歩行が出現するとは思えない!

記事674 通常は無視されている廃用症候群が非常に重要!

記事675 専門職よ! 無知の恥を知れ!

記事676 新機軸 エコリハ、、、?

記事677 エコリハのすすめ!

記事678 たかがエコリハ、されどエコリハ!

記事679 専門業界の妄想、そして暴走を暴く!

記事680 片麻痺の歩行パターンは明らかに作為的な所業によってもたらされた!(前編)

記事681 伸び上がり歩行・ぶん回し歩行を考える!(前回の続き)

記事682 ぶん回し歩行の管理者解釈!

記事683 歩行を調整できれば回復の可能性は急激に高まるはず!

記事684 歩行の調整に歩行練習はいらない!

記事685 前回の補足記事です!

記事686 片麻痺歩行への管理者対応持論とは?

記事687 この事例をあなたに考えてほしいんですけどね! 従来理論で説明できますか?

記事688 片麻痺のお客様のボディイメージってどうなってるのでしょうか?

記事689 なぜ上肢の回復が困難なのか検証!

記事690 医療界全体の片麻痺への認識ってとても語れませんけどね!

記事691 長嶋さんはいったいどういう状態なのか?

記事692 痙性は外からはコントロールできるはずがない! その理由を明確にしましょう!

記事693 上肢の痙性抑制方法論に異議あり!

記事694 管理者治療論の整理!

記事695 ボバース概念の再考!

記事696 すべからく除重力で考えよう!

記事697 連合反応を考える(特に上肢です)!

記事698 ここだけでも読んでくださいね(秘密記事)

記事699 ステージの解釈は除重力ではどうなるのか?

記事700 麻痺側上肢のことを詳しく説明します!

 

記事701 関節支持という概念を持ち込む!

記事702 歩行するにつれて上肢屈曲が強くなる理由!

記事703 中小の筋は大きな筋の作用に負けてしまっているだけである! 

記事704 より近位の緊張を正常化させるかが鍵!

記事705 テノデーシスという概念ですけど!

記事706 管理者オリジナル カウンターアクションとは!

記事707 姿勢緊張とはどういうことを意味する?

記事708 相反抑制を考える!

記事709 専門職がどのくらい怠慢であるか!

記事710 上肢の回復を妨げる張本人の登場!

記事711 前回の続きです!

記事712 教科書的に考えても無駄!

記事713 すべてはリハビリを諦めたところから始まった!

記事714 肩手症候群の説明!

記事715 感覚障害への管理者的アプローチ法!

記事716 肩手症候群対応事例!

記事717 痙性というとんでもない概念が片麻痺回復をダメにしている!

記事718 膝折れについて(続きを読む以降あります)!

記事719 いつまでも結果を残せない作業療法をばっさり斬り捨て御免!

記事720 痙性筋への直接的なストレッチは明らかに有害!

記事721 体幹を理解していないのは、実は専門職なんです!

記事722 末梢からの対応が実は肝要!

記事723 従来説完全否定事例シリーズ1

記事724 従来説完全否定事例シリーズ2

記事725 従来説完全否定事例シリーズ3

記事726 従来説完全否定事例シリーズ4

記事727 従来説完全否定事例シリーズ5

記事728 従来説完全否定事例シリーズ6

記事729 従来説完全否定事例シリーズ7

記事730 従来説完全否定事例シリーズ8

記事731 従来説完全否定事例シリーズ9

記事732 従来説完全否定事例シリーズ10

記事733 従来説完全否定事例シリーズ最終話

記事734 肩手症候群改善事例!

記事735 神経筋促通法について考えるの巻

記事736 全身末梢からの対応が不可欠!(後編)

記事737 あなた方の片麻痺解釈は悉(ことごと)く間違っているはず!

記事738 管理者流 歩行練習理論シリーズ1

記事739 管理者流 歩行練習論シリーズ2

記事740 管理者流 歩行練習論シリーズ3

記事741 管理者流 歩行練習論シリーズ4

記事742 管理者流 歩行練習論シリーズ5

記事743 管理者流 歩行練習論シリーズ6

記事744 管理者流 歩行練習論7

記事745 管理者流 歩行練習論8

記事746 管理者流 歩行練習論9

記事747 管理者流 歩行練習論10

記事748 管理者流 歩行練習論11

記事749 管理者流 歩行練習論12

記事750 管理者流 歩行練習論13

記事751 成人と小児では片麻痺といっても次元が異なる解釈となる!

記事752 片麻痺のお客様への基本動作指導には致命的な見落としが存在している!

記事753 片麻痺ミニ検定に挑戦!

記事754 前回検定の回答です!

記事755 片麻痺のリハビリは本来のリハビリに該当しないものである!

記事756 管理者が投稿し続ける理由!

記事757 ファイルナンバー1 麻痺の手ではさみを使うようになった事例

記事758 ファイルナンバー2 ステージ1からほぼ完全に回復した事例

記事759 ファイルナンバー3 片麻痺じゃないんですけどね、、、身長が伸びた事例

記事760 すべての鍵は急性期にあり!

記事761 ミッション 片麻痺リハビリ暴走モードを制圧せよ!

記事762 片麻痺治療に絶対はずしてはならない概念とは?

記事763 回復する人、しない人には決定的に相違点が確認できると思います!

記事764 片麻痺のお客様にみられる全身所見について考える!

記事765 珍説! 成人片麻痺の痙性というのは眉唾な妄想である!

記事766 左右対称になれば自動的に緊張は正常化してくる(オートマチックの法則)!

記事767 正調!片麻痺昔話第1話 

記事768 正調!片麻痺昔話第2話

記事769 ファイルナンバー4 下肢の緊張が極端に変化してしまった事例

記事770 ファイルナンバー5 デイケアに歩いて通えるようになった事例

 記事771 成人片麻痺の回復の本来の姿(管理者持論)

記事772 全身同時収縮というものの解釈の仕方!

記事773 正調!片麻痺昔話第3話

記事774 麻痺側に荷重を促せ!といいますけど、本当はどうなんでしょうか?

記事775 実にいい加減な片麻痺科学を暴く!

記事776 片麻痺のお客様の視点で医療に猛抗議しますけど!

記事777 反ブルンストローム理論とは?

記事778 片麻痺回復を最速で促すという管理者理論!

記事779 片麻痺のお客様の身体認知を検証しましょう!

記事780 片麻痺ネット講習会1

記事781 片麻痺ネット講習会2

記事782 片麻痺ネット講習会3

記事783 片麻痺ネット講習会4

記事784 片麻痺ネット講習会5

記事785 片麻痺ネット講習会6

記事786 片麻痺ネット講習会7

記事787 なぜ片麻痺の痙性は抑制できると考えられているのか?

記事788 ブルンストロームこそ片麻痺最大の敵なり!

記事789 片麻痺ネット講習会8

記事790 専門職に問う! 筋緊張とはなにか?

記事791 正調!片麻痺昔話第4話

記事792 片麻痺が良くなるための10か条その1

記事793 片麻痺リハビリの実態なんてこんなものです!

記事794 リハビリとスポーツでは考え方が違っていてはいけないはず!

記事795 全身に対応していないのに、全身のことがわかるのか?

記事796 PTとOTは険悪な関係にある! そんなことが災いを招いている!

記事797 キーワードは人妻、、、?

記事798 片麻痺が良くなるための10か条その2

記事799 なぜ誤解・誤認が蔓延してしまっているのか? それに支配されていることすら気づかない業界なのか?

記事800 片麻痺の非麻痺側に対する認識って皆さんはお持ちでしょうか?

 

記事801 擬似片麻痺という意見に大賛成!

記事802 究極の専門職痛烈批判!

記事803 片麻痺が良くなるための10か条その3

記事804 お客様の症状が作られたものであるということを理解していない業界!

記事805 片麻痺が良くなるための10か条その4

記事806 専門的な見解などいらない!

記事807 ファイルナンバー6 デイケアから医療に差し戻した事例

記事808 片麻痺が良くなるための10か条その5

記事809 麻痺側 非麻痺側への荷重調整の仕方を考えよう!

記事810 片麻痺が良くなるための10か条その6

記事811 片麻痺が良くなるための10か条その7

記事812 このままでは片麻痺治療に未来はない!

記事813 5月16日放送 エチカの鏡をみて!

記事814 片麻痺が良くなるための10か条その8

記事815 片麻痺が良くなるための10か条その9

記事816 片麻痺が良くなるための10か条その10

記事817 ファイルナンバー7 ある3人に事例にみられる共通点!

記事818 亜脱臼とは何か?

記事819 ROMとは?

記事820 尖足を正しく理解しなければダメです!

記事821 尖足がすべての問題の元鍵としても良い!

記事822 尖足こそ諸悪の根源である!

記事823 尖足からの悪の連鎖!

記事824 良くするという治療法がなければ良くなるはずはない!

記事825 下垂足を考える!

記事826 片麻痺を良くするという統一的な方法論はどこにも存在していない!

記事827 片麻痺になる前に腰部所見が顕著な場合には下垂足が生じやすい!

記事828 良くなる人には共通する状況が存在!

記事829 下垂足の装具について素朴な疑問なんですけどね!

記事830 下垂足が見られるお客様にはステージの回復の考えは通用しない!

記事831 あらためて関節可動域を考える!

記事832 緊張が亢進したくらいで関節可動域制限が起きるわけがない!

記事833 医療が拘縮を作っていることを誰も問わないのか?

記事834 感覚障害の説明は矛盾していることばかりなんですね!

記事835 治療法とか体系は無視すべし!

記事836 管理者流 リラクゼーションのノウハウ!

記事837 ファイルナンバー8 このようなお客様をどのように考えるべきか?

記事838 よくわかるリラクゼーション!

記事839 麻痺側からの動作を考える!

記事840 管理者流 リラクゼーションの極意とは?

記事841 片麻痺が良くならないって誰が決めたのか?

記事842 妄想に支配されているとしかいいようのないリハビリ業界!

記事843 リハビリを超えた考えは確実に存在する!

記事844 お客様の筋肉はどのようになっているべきか? こういうことは専門職は考えていない!

記事845 果たして片麻痺のお客様に朗報は待っているのか?

記事846 ブルンストロームの理論の根拠ってあるの?

記事847 リハビリ職は筋肉のことなどわかっていない!

記事848 コメントをいただいているので紹介します!

記事849 リハビリ業界に鉄槌!

記事850 ブルンストロームはマンウエルニッケ姿勢のことを説明していない! 暴走記事その1

 

 

 

記事601~650( 1 / 50 )

記事601 歩行そのものが正常歩行でなくなるために問題がビッグバン化する!

こんばんは。

遅い時間ですけど

投稿しておきましょうね。

、、、、

前回の記事で、車椅子の座面のたわみについて

説明していますけど

要するに、座面が沈むようなところに

皆さんもすわってみればよくわかることです。

ふわふわのソファーとかに

しっかりと腰をおろしてみてくださいね。

身体の固定がしずらいために

かえって緊張がつよくなったり

バランスをとろうとする

そういうことが簡単に体験できますけどね。

そういうことが

身体には生じてしまいます。

まして車椅子ですから

身体がどこかで支えられているということに

なっているんですね。

つまり、バランス反応としての収縮があっても

それが身体がかしがった状態で

持続してしまっている。

わからなくてもいいんですけどね

それでいて

身体の左右、もちろん前後もそうなんですけど

空間的に安定した良い姿勢からは

かけ離れてしまっていくんです。

????

もっと簡単にいえば

座面のたわんだ車椅子そのものに

腰掛けていると

どんな人でも

かなり短時間で

姿勢不良を生じやすい状況が

あまりたわんでいない車椅子と比べれば

明らかに有意差をもってね

進行しやすいと思うんです。

こんなことはラクに実験できますから

興味のある方はお試しあれ!

、、、、

さて、今日の本題ですけどね。

歩行のことです。

作業療法士が片麻痺リハビリの

歩行について、ここまで書いていいのかとも

思っていませんけど(笑)。

こういう人は片麻痺の回復が

非常に思わしくないということを説明しましょうね。

ずばり書きますけど

いわゆるベタ足です。

足底が

全体に接地してしまうというような

歩き方ですよね。

もっとひどい場合には

さらに足関節が底屈位の傾向になっているということと

踵だけで接地しているというか

歩行している

こういう二極化に分けられると思うんですね。

で、こういう人は

片麻痺の全体の回復は

まず思わしくないといえます。

仮にステージが良くても

実用性ということについては

非常に劣ってしまうといいますか

ステージに比べて、緊張の影響が強いんですね。

つまり、実際には日常的に動作に参加しづらいという

そういう現象に支配されています。

????

いいんですよ。今はわからなくてもね。

、、、、

、、、、

で、こういうこととは反対になるんですけど

実は歩行において

ベタ足にならないようにしているのは

身体のどこなんでしょうか?

、、、、

膝ですよね。

膝を緩められるということが絶対に必要になってくるんです。

つまり、いわゆる伸展パターンでの歩行を

ぶち壊すということをしない限り

その歩行を改善させるということが

できないんです。

????

で、そういうことができるとしたら

いえいえ、できるんですよ。

すると

片麻痺の回復というのは

見た目よりも、明らかに実感としてですけどね

かなり顕著に改善するということが

意外に多いように思います。

これは、どうして起きるかということなんですけど

膝関節の運動学的な説明を

充分に理解できればね

別に難しいことではないんです。

、、、、

以前にも書いたんですけどね

膝の関節における運動の軸は

膝の関節面上でスライドしているんですね。

つまり

歩行周期にあわせて

膝の運動軸は一定の波のように動きが生じているんです。

そして

そのことにより

身体の重心は前方に移動しやすいという

そういうことが生じるんですね。

しかし

膝をロックして歩くような

そしてベタ足とか

踵で歩くという

いずれにしても

膝の緩みがあまり認められない状態で

歩行し続けると

実は身体の重心というものが

後方に残されてしまうんですね。

これも

まねして歩いてみればよくわかりますよ。

、、、、

で、実に身体というものは

巧妙にできていましてね

膝がゆるんでいますと

足の接地とつま先から

床を離れるという

一連の立脚期の流れの中で

膝関節の運動軸のスライドがあることによって

もちろん、膝は緩みをもっていると

そのスライドが非常にスムースに行われるんです。

膝が緩めるということは

足のつま先方向にしっかりと体重が移動すると

いうことになります。

これが

膝がロックした状態で

こういうことが起きてしまうと

いわゆる反張膝という現象に

簡単に絡んできてしまうんですね。

ですから、膝は緩んでいるということが

歩行においては必要ということになります。

????

頭で理解するよりも

実際に試してみればいいんです。

自然の歩き方において

本当は全身の動きを考えるんですけどね

特に身体を前方にスムースに移動させる

そのための下肢の状況というものは

足関節と膝の緩みということ

そして

膝の運動軸のスムースな前後の動きということにより

成立しているんですね。

、、、、

こういうことの事例について

次回、投稿しますけどね。

特に理学療法関係の人には、是非お読みいただきたいと

思いますけどね。

最後に申し上げておきますけど

こういう膝の動きを

しっかりと理解できていない

そして、対応できていない

そういう専門職があまりにも多すぎると思うんですね。

、、、、

だってね、作業療法士が

こういうことを発信するというのは

あまりにも失礼じゃないでしょうかね?

、、、、

けれど、これが非常に有効な対応であると

私は確信しております。では。

記事601~650( 2 / 50 )

記事602 下肢の支持性と膝のロッキングというのは別の概念で考えるべき!

こんばんは。

またまた遅い時間に投稿しておりますけどね

片麻痺のことばかり

良く飽きずに書いているとわれながら

関心しますけどね。

あんまり記事が多くなると

いくら良い記事があってもね

読まれなくなってきていると思うんですね。

いかがしたものでしょうかね?

パート2としてブログを立ち上げてもね

このブログはおそらく読まれなくなるでしょうしね。

????

思案しておりますけど

、、、、

さてさて、今日の記事は

下肢、特に膝についてのお話です。

これが、ステージ1とか2という状態ですとね

長下肢装具を使ってでも

下肢を固定するという方法論で

立位とか歩行させるという

そういう治療の進め方も成立する可能性が

あくまでも可能性ですけどね

あると思うんです。

しかし、そういう場合

つまり、長下肢装具は

ご承知のように膝をロックさせることが

できるようになっています。

、、、、

膝折れを不用意にさせないためなんですね。

もちろん、膝折れしにくい方になりますと

自動的に膝をロックさせなくても

長下肢装具の大腿部用のパーツを

切り離してもね

それでも立位歩行が可能な方には

それでさらに対応を進めるんですけど。

、、、、

問題は膝折れしやすい人についてですけどね

長下肢装具を膝をロックさせるということで

下肢は一本の棒になるわけですね。

そうすると

誰が考えても膝折れはしませんけど

膝に自由度は与えられないということになります。

最近の装具にはさらに改良が加えられていると思いますけどね

昔のタイプはすべて固定するか、固定をはずすか

という2通りの使用しかできなかったんです。

????

これが何を言いたいのかということなんですけど

膝をロックさせるというのは

別に長下肢装具で

膝を完全伸展させるということとは

明らかに違いますよね。

、、、、

当然のことなんですけど

でも、今度は装具の話は置いておきますけど

片麻痺のお客様で

膝が折れるという人でなくても

膝を伸展させて歩かれている方があります。

で、そういう人の膝の使い方を

調整して、膝を曲げて歩くようにさせても

別にそれで膝折れするという現象は

場合によってはあるかもしれませんけど

大抵はありません。

????

じゃ、なぜ膝を伸展させて歩くということが

行われるようになったのでしょうか?

これが片麻痺の症状なのでしょうかね?

、、、、

はっきり申し上げますけど

膝を伸展させて歩かなければいけないというのは

明らかに

膝折れしやすい状況にあって

それを装具などで

補っている、予防しているということに

限定されるように思うんですけどね。

違うんでしょうか?

しかし

実際には片麻痺のお客様は

膝を伸展させて歩かれるというケースが

非常に多いと思うんですけどね。

誰がそういう歩き方を認めてしまったのでしょうか?

、、、、

、、、、

私には、そのことが非常に理解できない

わけです。

、、、、

いえいえ、膝を伸展させるということで

不用意にね

麻痺側に荷重してしまったときにも

下肢が棒のようになっているから

ストッパーになるというのであれば

まだ解釈できるんですけど

でも

大抵の場合には麻痺側下肢には

全荷重はなかなかできない

できたとしてもほんの瞬間になっていると思うんですね。

であるならば

なぜ膝を伸展させるという方法論で

歩かなければいけないのか?

皆さんはどのようにお考えですか?

、、、、

前回の記事には

いわゆるローディングレスポンスということを

言葉は使わなかったんですけど

説明したつもりです。

歩行パターンというものを考えたときには

足だけで先に説明しますとね

踵から接地する

足裏全体が接地する

踵が離れて

最後につま先が床から離れるということに

なっているはずです。

その動きにともない

膝がどうなっているかといいますとね

踵が接地する際には

多少伸展傾向が強まっていますけど

それ以降は

膝というものはあんまり伸展してないんですね。

多少緩みが大きい方が

いいわけですね。

????

足関節の背屈というものが

非常にポイントになるんです。

言い換えれば

つま先に体重が乗ってくるということですね。

そのときに

膝が伸展したままでは

身体は前のめりになってしまうんです。

それを膝をゆるめ

足関節の背屈を増やせば

自動的に重心というものは

前方に移動していくんです。

、、、、

足関節の背屈と

膝の運動軸の前方への移動

これが組み合わさると

身体の重心が非常にスムースに

前方に移動できるということになります。

????

こういうことは確かに自然な歩行をみていれば

誰にでもわかることなんですね。

しかし

片麻痺のお客様の歩行には

膝を伸展させるということが

なんだか当然のように容認されていると思うんですね。

いいんですか?

歩行全般について、これ以上のことを

説明しても、誤解されてもいけませんのでやめますけど

、、、、

私の持論が、たとえ百歩譲って違うとしても

次のことについては

絶対に譲るわけにはいかないんです。

片麻痺のお客様の治療は

あくまでも

病気になる前の状態に戻していくことである。

ということですね。

私が申し上げている対応は

少なくとも

お客様の病気になる前の状態に近づけようと

する考え方です。

しかし、片麻痺のリハビリ、特に歩行ということについて

膝を伸展させて歩くということを

誰がそれが正しいとして

お客様には対応をしているのでしょうか?

それって、治療でもなんでもないんじゃないでしょうか?

そんな歩行について

専門的な知見はいらないと思いますしね

だれでも指導できるというか

見ていてあげることができる対応にしか

過ぎないと思うんです。

、、、、

ま、少なくともね

私が対応しているお客様には

こういう持論で

どんどんと、歩行そのものも

改善している人が、毎日おられるんですね。

よくなれば

自然に近くなれば

どういう方法論であってもね

結果がすぐにあらわれる、そして

決して無理しない対応のほうが

いいんじゃないでしょうか?

、、、、

ま、膝を伸展させなければ歩けないと

思われるのは別に否定しませんけどね。

膝をそうまでして硬くしなければ

本当に膝折れしないのか?

それとも

どこまで骨・関節で

支えられ、その周囲の筋腱、その他の組織にも

よるんですけど

膝って、ある程度曲げていても

膝折れしないでいられるのか?

そういうことを

もっと知見として持っていただきたいと思うんですね。

ま、ここまでにしておきましょうね。では。

M-CCアドバイザー 寅 加太夫
嘘ばかりの脳卒中リハビリ その実態を斬る! 第3巻(完結)
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