導命家

導命概論( 1 / 14 )

根源生命

万物の大本は根源生命である。根源生命は多次元生命、宇宙生命、DNA生命、魂命など諸々の生命体を包含する。さらに、次元、時間、空間、法則、物質、力など、世界を構成する諸要素を生み、森羅万象を形作る。

 

全ては、根源生命の現れ。
宇宙、銀河、太陽、地球、山脈、高層ビル、茶碗、ノート、温度計。

 

あなたは、根源生命の現れ。
あなたの肉体を構成している素粒子、あなたの素粒子を素粒子たらしめている法則、あなたの肉体が存在する空間、あなたの人生に変化を与える時間、あなたの人生を充実させる力。

 

全ての現象は、根源生命の生体活動。
宇宙の生成、銀河の衝突と融合、ホモサピエンスの戦争、生と死、出会いと別れ。

導命概論( 2 / 14 )

多次元生命と宇宙

根源生命が内包する各次元生命体のうちの、
4次元時空生命体が宇宙。
私たちに意識があるように、多次元生命体と宇宙にも識がある。
多次元生命識と宇宙識、そして我々の意識。

 

我々の意識は、宇宙識の一部を構成している。
意識は脳細胞の発する電気信号の統合体。
つまり、意識は宇宙識にとって、幾憶ある電気信号の一つ。
我々の身体も同様。宇宙生命を構成する細胞の一粒。
我らの生き死に、それは、宇宙の呼吸がもたらす、宇宙細胞の一瞬の明滅。

 

意識と身体感覚を地球全体にまで広げれば、地球と一つになる。
銀河系全体にまで広げれば、銀河系と一つになる。
宇宙全体にまで広げれば、宇宙と一つになる。
多次元生命体にまで広げれば、多次元生命体と一つになる。
根源生命にまで広げれば、根源生命と一つになる。

 

 

導命概論( 3 / 14 )

御魂人

私たちの本体は、魂次元世界に住む御魂人(みたまびと)である。その御魂人は、今生への入り口である「生の門」をくぐり、その際に、ホモサピエンスの肉体をまとい、名を授かった。我々は、御魂人が今生で演じている登場人物なのだ。

 

舞台役者が衣装をまとうように、御魂人はあなたという肉体をまとっている。舞台役者が役名をもらうように、御魂人はあなたという名を授かった。舞台役者が舞台で演じるように、御魂人は宇宙という大舞台で演じている。現在の私たちは地球編を生きており、小さな惑星を舞台として、あなたという登場人物を一生懸命に演じているのだ。いわば、人生とは芸術であり、あなたの生涯は、死を以て完成する一つの作品である。

 

役を終えるか、肉体の寿命が尽きるか、あるいは別の事情によって死の門をくぐるときに、ホモサピエンスの肉体を脱ぎ、名を残し、役割を終え、魂界へ帰っていく。生の門は、魂界からの出口、今生への入り口。死の門は今生からの出口、魂界への入り口。御魂人にとって、生死の門にそれほどの差はない。ただ、方向が違うだけにすぎない。


 
人間としての自我と、御魂人としての自我は異なる。例えば、演じている役者の自我と、登場人物としての自我の違いを考えてみればよい。ヒトとしての自我は、御魂人の自我に包含される。その御魂人は、別の登場人物として今生に現れることもあり、その際に、過去の精神、覇気を継承することがある。

 

導命概論( 4 / 14 )

DNA

我々のDNA、すなわち地球系DNAは高度な知性を持つ存在によって設計された。ヒトの脳神経と宇宙の図が似ているのは、宇宙と同じ生成原理に従ってDNAを作成しているからである。
地球系DNAの機能や役割は次の4つに大別される。

 

1 設計図
2 遺伝情報を記録する
3 生命識から遺伝情報を受信する
4 遺伝情報を生命識に送信する

 

殆どの生命情報は、DNAに記録されているのではなく、地球系DNAの生命識に集積される。
DNAは自身に記録された情報と、生命識から取り寄せた情報を組み合わせて生物を作り上げる。

 

DNAそのものは地球だけに限らず、銀河などに広く分布している。我々のような天体系DNAは、其々の惑星で独自の情報を蓄積しながら拡大している。そして、いずれは融合し、宇宙にまたがる巨大なDNAネットワークを構築する。

導雲
作家:導雲
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