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材料Aのチーズは、溶けやすいように、5ミリ程度の厚さにスライスします。
ラクレット器がある場合、トレイの形が正方形だったり台形だったりするので、トレイからチーズが溶け落ちないようにチーズの形を整えておきましょう。
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材料Bは、丸ごと皮もむかず洗って湯がきます。
ジャガイモは暖かい方が良いので、食事が始まる直前に湯がくと良いでしょう。来客前に圧力鍋にジャガイモを用意しておき、ゲストが来てからワインを片手に談話しながらジャガイモを湯がいても十分間に合います。
スイスには、ラクレットやフォンデュ用のジャガイモをテーブルに置いてもかわいいジャガイモ専用のバスケット(籠)があります。無い場合は、少し深めのバスケットやボールに大きく厚手のキッチンタオルを敷き、ジャガイモを入れて敷いているタオルでジャガイモを包み込むようにすると良いでしょう。
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材料Cは、薄切り、または、小ぶりにします。
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材料Dは、お好みのサイズに切っておきます。
表紙の写真は、元祖に近いラクレットチーズの作り方で、ラクレットチーズを暖炉の火であぶり、チーズの溶けた部分を剃り取る伝統的な方法ですが、一般家庭では、なかなかできる事ではありません。
一般の家庭用ラクレット器は、電気グリルで、ラクレットチーズを電気で上から熱するようになっています。同じ熱を利用して、鉄板焼きができる仕組みになっているラクレット器もあり、その場合は、ベーコンやソーセージを鉄板で焼きながらラクレットをいただくこともできます。
他の材料も同様に鉄板で焼けます。おススメは、ジャガイモ。湯がいたジャガイモを半分に切って、割った面に焦げ目をつけてラクレットチーズと食べてみてください。ジャガイモもアツアツでおいしいですよ。