幸せへの近道コーチング～主婦起業家・てるみの場合～
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幸せへの近道コーチング～主婦起業家・てるみの場合～は100円の有料書籍です。
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第一章 読書会、舅・夫への思いと見慣れた会館に潜むパワー( 1 / 5 )
先日、てるみは初めて読書会なるものに参加した。てるみももう今年で４２歳。もうそろそろ、若い子を見て、そのお肌や身の締まり方を羨ましく感じてくる年齢である。しかし、その読書会に参加して、てるみは「私はまだまだ若いわ」と、見栄を張らなくてもいい安堵感からホッと胸を撫で下ろした。読書会に参加していた人たちは、皆、てるみより年上かと思われたからである。２０人ほどいた中の大半が、６０～７０代かと思われた。もう一つ、てるみがその読書会に参加して、胸を撫で下ろした理由は、男性が２人（彼らも６０～７０代）しかいなかったからである。てるみは、いつも大人数を前にして発言する際、年上の男性から話をあまり聞いてもらえないというイメージが自分自身の中にあり、今回の読書会では、男性の人数が少ないので、何となく安心したのだった。案の定、この読書会に参加しててるみは、改めて年上の男性に、腹立たしさを感じたのだ。なぜなら、てるみの発言のときにやはりその２人の男性は全く話を聞いていなかったからである。
てるみはこれまでに何度かプレゼンテーションや発表などで、３０人くらいの前で話をする機会があったが、６０代くらいの男性がファシリテーターの場合、大抵、途中で話を終了させられる。「話が長
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