口腔外科を標榜する医療機関に相談を

口腔外科を標榜する医療機関に相談を

こうした症状に悩む患者さんが迷われるのは、いったいどの診療科を受診すればよいかということです。 顎関節症が進行すると、耳まで痛くなることもあります。このため、耳に問題があるのではないかと考え、耳鼻科を受診した患者さんが「問題なし」とされることも少なくありません。 顎関節症は、歯科のなかでも「口腔外科」と呼ばれる専門分野の対象疾患です。 このため、先述のような症状にお悩みの皆さんは、口腔外科を標榜している歯科医院や大学病院をかかりつけの歯科医師に紹介してもらったり直接受診したりして、専門の歯科医師に相談してみるとよいと思います。 超音波スケーラー用ハンドピース口腔外科を標榜する医療機関を受診し、顎関節専用の特殊なレントゲン写真などで関節腔の狭小化を確認できれば治療の対象ということになります。 顎関節症の治療は、まず関節腔を広げて前方転位している関節円板を元の位置に戻し、正しく口が開けるようにすることを目標にします。そのため、口の歯形をとりマウスピース(スプリント)を作成します。スプリントは基本的に就寝時に装着します。 このほか、患者さんご自身であごのストレッチを行って関節腔を広げる自己牽引療法、顎関節周囲の筋肉のコリを緩和するマッサージ療法などがあります。 担当の先生と十分相談され、さまざまな選択肢のなかからご自分にもっともふさわし
takiyato
作家:shikasale
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