僕にとっての家族とは、広く考えてみると、
僕のおばあちゃん、親父、離婚したお袋(亡くなった)、上の姉(亡くなった)、下の姉、僕、僕のカミさん、そして、僕のこどものオンちゃんとチビの9名。
すこし広げて、半血兄弟の兄貴、姉(故人)の二人、
さらに広めて、チビの子供たち、娘ばかり二人、
そんなものだろう。全部で13人ぐらいだ。
もう一つのグループは、まぎれもなく犬たち。
3頭のM.シュナウザー犬の、アンナ、ベー、そしてチェルト君だ。
親父からもらったものはたくさんあるけれど、
一番は、創造力、無から有を生む力。親父はこれで、一生を油絵描きで過ごした。
僕は、親父からもらったものを、
目に見えないものから目に見えるものを作る想像力、構想力でSEとしての長い時間を楽しんだ。
この資質は、オンちゃんに明確に引き継がれたようだ。
オンちゃんの場合は、想像力、構想力、それを使って、手で触ることができる物を作る創造力だ。きっとエンジニアとして達成感があるだろう。
チビは、壊れた家庭で学んだことを生かして、力の入らない自然体で、いい家庭を作り上げている。その自然体は、チビの娘たちにも受け継がれている。楽しいお母さんをしている。旦那も大切にしているようだ。
こんなふうにして、いつの間にか、親の姿、資質、考え方を受け継ぎ、もしくは反面教師として行動し、親から僕に、そして子供たちに引き継がれていくのを見出す。
そこには、良いことも、悪いことも、ないまぜになって、受け継がれていくように見える。
そんなことをまとめてみたくて、この本を作りしました。こうしたことが、各々の家系、家系にあって、つながっているようだとおもいます。
著者プロフィール
徳山てつんど(德山徹人)
1942年1月1日 東京、谷中生まれ
1961年 大阪市立大学中退
1966年 法政大学卒業
1966年 日本IBM入社
システム・アナリスト、ソフト開発担当、コンサルタントとして働く
この間、ミラノ駐在員、アメリカとの共同プロジェクト参画を経験
海外でのマネジメント研修、コンサルタント研修を受ける
1996年 日本IBM退社
1997年 パーソナリティ・カウンセリングおよびコンサルティングの
ペルコム・スタディオ(Per/Com Studio)開設
E-Mail:tetsundojp@yahoo.co.jp
HP: http://tetsundojp.wix.com/world-of-tetsundo
著書
Book1:「父さんは、足の短いミラネーゼ」 http://forkn.jp/book/1912/
Book2:「大学時代を思ってみれば…」 http://forkn.jp/book/1983/
Book3:「親父から僕へ、そして君たちへ」 http://forkn.jp/book/2064/
Book4:「親父から僕へ、そして君たちへ」 http://forkn.jp/book/2586/
Book5:「M.シュナウザー チェルト君のひとりごと その1」
Book6:「M.シュナウザー チェルト君のひとりごと その2」