BACK TOPIC 2 -say hello to メビウス&パンドラ-

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 あのゾンビが拝むように頭を下げ、無造作に並び地面にひれ伏していた。
  一回り小さく黒い悪魔!?も羽を折り畳み、頭を下げ、天井に無秩序に並んでひれ伏していた。
  見た事がない静寂で異様な光景が、その場に広がっていた。

  次第に二匹の異なった怪物達が頭を上げたり、下げたりという動作!?を繰り返していく。
  この時!?、この行動!?が新たなる物を創り上げていった・・・・・・!?

  王のように大統領のように社長のように我が物顔で大きな態度を取ってお客さんと楽しむやからがいた。  アルコールが入っていたので尚更の事だった。
  大きな豪邸を大パーティーをするように多くの女性や親しい仲間達とハメを外していく。

  御天道様が昇っている明るい真っ昼間 お屋敷みたいな二階の広いひろ~いベランダに社長と呼ばれる家の主が酔ってはしゃぎ疲れて息を切らして立って休んでいた。
  女性や仲間を見ている。

  そこに明る過ぎる陽光の中から、人間!?らしい形をした霧状!?の悪魔が歩いて部屋内に入って来た。  長めの髪と首をわし掴みして、叫び暴れるプロレスラー体格の社長をマブシイばかりの陽光の中に引きずって行こうとしたが、凄く抵抗され、なかなか引きずって行けない。

 霧状の悪魔は、頭上に立ちふさがった。
 ガツンッ・・・古い剣が腹を突き抜けて地面に刺さった。
「キャー」
 周りの人達みんなが社長を見た。
 目を見開いていた。
 ズズズズ~・・・陽光の方に強引に引っ張って行く。 引っ張って行くと腹から股まで裂けた。
 内臓や血が溢れ出る。
 何が起こったのか解らないまま、二人と剣は、消えて行った。
 続いて、そこが機械仕掛けに成っているかのように内臓が丸い円状のエレベーターで地下に降りて行った。
 ふたが締まり、血も何も無いもとの状態に戻る。

 

  悪魔は、夜ばかりの活動ばかりでは、ないんですよ。

  奴らは、永遠にさ迷う、遊び相手を求めて・・・・・・。

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迷 彩映 (mei saiei・メイ サイエイ)
作家:MONALI PADORA
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