誰しも、とても辛いときに、もう、死んでしまいたい、と思ったことが一度や二度はあるのではないでしょうか。でも、思うだけで、自殺を実行できる人は少ないと思います。というのも、自殺は、とても怖いからです。きっと、本能が、自殺を抑制しているのでしょう。
仮に、自殺したいという思いを抱いて生活している人が、死ぬ機会に出くわした時、どのように思うでしょうか。例えば、ある薬を3回飲むと死ぬ確率が高くなることを知ったとします。その人は、今、2回飲んでいます。あと1回飲めば死ぬかもしれません。こんな時、その人は、どのように考えるでしょうか?
今の生活がとてもつらく、一刻も早く死にたいと思っている人は、3回目の薬を飲むかもしれません。今、若者の自殺が急増しています。ということは、生きていることに耐えられないほどつらい生活を送っているということです。
本来、生きることは、とてもつらいものでしょうか。病気を患っていなければ、人というものは、生きていくだけの食糧があれば、どうにか生きていくことはできます。であれば、なぜ、自殺したくなるほど、生きることがつらくなるのでしょうか?
おそらく、環境が、その人を自殺に追いやっているのでしょう。生きるということは、環境に適応するということです。だから、今の環境が自分に適していなければ、自分に適した環境を自ら作らなければなりません。もし、生きることが、とてもつらいと思っている人は、自殺を考える前に、環境を変えることを考えてみてはいかがでしょうか?
家庭での人間関係、学校での人間関係、職場での人間関係、生きていくうえでは、何らかの人間関係が付きまとってきます。自分を不幸にしている人間関係があれば、改善しなければなりません。だからと言って、周りの人を変えようとしても、至難の業です。
もし、今の環境が自殺したいほどのものであれば、思い切って、今の環境を捨てて、新しい環境を作る以外ありません。このような現状回避は、生きていくためには必要なことなのです。古代では、食糧を得るために居住地を替えていたのです。
人が生きていくために必要なことは、自分を幸せにする環境を作ることです。お金、職業、名誉、地位、世間体など、それらのことにこだわるのではなく、自分の幸せを考えて、環境を作るのです。そのためには、ちょっとした勇気があればいいのです。きっとできるはずです。
一休閃颯
*能天気 みんなで走れば 新競技
*傘ささず 丸腰走る 大和武士
*静かなる ひねりを利かせた 賛成頭
*神風か 大和のゲバラ 天を衝く
*神風よ 面舵一杯 大和丸
*盛りすぎか 飛び出す笑顔 夢いっぱい
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