ラスボスの思想(13)

 ほとんどの人は、親が頭がいいから、子供も頭がいいと思っていることでしょう。つまり、知能は遺伝によるものと思われています。確かに、知能は遺伝性が強いのです。というのは、海馬は、遺伝性が強いからです。でも、海馬の成長は、環境で変化します。

 

 遺伝性が強い海馬は、知能の発達に大きく作用しますが、知識は遺伝しません。つまり、大脳皮質ニューロン機能は遺伝するものではないということです。大脳皮質ニューロンは、成長過程におけるもろもろの環境の作用を受けながら、成長すると考えられます。ということは、遺伝的に優れた海馬を持っていたとしても、環境によっては、海馬が十分に働かないということが起きます。

 

 海馬は、胎児において、すでに成長を終えています。したがって、生後の教育によって、海馬を成長させることは今のところ不可能と言えます。生後、海馬を成長をさせることは、困難ですが、反面、海馬は独自に働き始めます。つまり、外部からの教育がなされなくとも、外部からもろもろの刺激を受けた海馬は、独自の働きで大脳皮質ニューロンを発達させていきます。幼児は五感をフルに使って大脳皮質ニューロンを発達させるのです。

 

 

 

 

 

 大脳皮質における知能は、海馬機能によって発達しますので、その人の知能や言語能力は、その人の海馬に応じた成長をすることになります。そのことから、同じように勉強しても知識能力において、各人の差違が生じるのです。端的に言えば、頭がいい人は、海馬機能が優秀と言えるのです。そこで、海馬機能をよくするにはどうすればいいのかという疑問がわきますが、残念ながら、海馬は遺伝性が強いため、生後の教育によって海馬そのものを発達させることはできません。

 

 海馬そのものを発達させることはできませんが、環境によって海馬機能を促進または抑制させることはできます。そのことから、生活環境は、その人の知能や知識を大きく左右するのです。極端な例では、赤ちゃんが、動物に育てられると言葉をしゃべれない人になるのです。

 

 脳を最大限に有効に使うには、海馬そのものを発達させる必要があります。でも、遺伝性の高い海馬については、いまだ未解決の状態なのです。ただ、海馬も神経細胞の集合体ですから、グリア細胞の作用によって、発達を促せると予測はできます。

 

 困ったことに、グリア細胞に関してもいまだ解明されていませんので、海馬の開発は、今後も難解な問題となることでしょう。今言えることは、親から与えられた海馬をより有効に使うために、最良の環境を脳に与えてやることでしょう。脳の環境には、学校教育だけでなく、食生活や日常の生活もあります。したがって、体内に摂取する物質を十分吟味する必要があるということです。

 

 私たちは、加工食品や医薬品から、無意識に多くの化学物質を摂取しています。これらの化学物質は、長期間にわたって摂取すれば、有害物質となり、健康被害をもたらします。内臓だけでなく脳にも悪影響を及ぼします。認知症や統合失調症の原因にもなります。特に、医薬品に関しては十分に注意を払う必要があります。現在、世界的に接種が行われている遺伝子ワクチンについても十分な注意が必要でしょう。

 

 地球人の脳は、地球上の生物の生存において、とても大きな影響を持っています。だからこそ、脳の有効活用について、考えていかなければなりません。人類は、地球環境によって作り出されたものです。したがって、地球環境が変化していけば、人類も変化していくことになります。その変化が、退化に向かうことになれば、いずれ、絶滅してしまうかもしれません。

 

 地球人の脳は、地球の未来を作り出すものです。私たちは、それを可能な限り慎重に利用していきたいものです。

 

       一休閃颯

 

*日本人 羊というより モルモット

 

*毒食らい ドヤ顔見せる 日本犬

 

*夢の中 薬で眠る 日本犬

 

*日本犬 猛毒フードに よだれ出す

 

*痛み知り 後悔するも 天国へ

 

 

*ジジババを 集めて接種 安楽死

 

*嘘とけて マスク捨てる 子供たち

 

*感染症 棺の顔に 白マスク 

 

*ワクチンや 世界を巡りて 死者増加

 

*ぶつぶつと ワクチン後の 不平かな

 

 

春日信彦
作家:春日信彦
ラスボスの思想(13)
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