地球人を大量殺戮するということは、同時に、すべての産業、学校教育、福祉行政、などを破壊することになります。ということは、地球人が築き上げてきたすべての文化をも破壊することになります。

　子供から大人まで大量殺戮すれば、地球人は、全滅するのではないでしょうか?　仮に、少数の優秀な地球人が生き残ったとしても、その人たちは、どのような文化的な生活を送れるのでしょうか??

　凡人が考える幸福とは、与えられた「生」を享受することです。「生きること」そのことが、凡人にとっては、幸福なのです。感情面でいえば、生きていることによって生じる「喜怒哀楽」を享受することです。

　地球上では、地球人が急増しています。人口がこのまま増加を続ければ、食糧難に直面すことも考えられますが、AI産業によって解決できるようにも思えます。人口爆発をそれほど恐れる必要はないように思えます。

　一部の知識人たちは、人口爆発を恐れているかもしれません。だからと言って、人口削減のための大量殺戮を行う必要はないように思えます。世界中の秀才たちが一致団結して考えれば、地球人の共生を可能にする方法を考えつくように思えます。居住や耕作に適した土地は、まだまだ、世界中には、あるように思えます。また、海上での居住や耕作も考えてみてはいかがでしょうか?

　　　　　　　　　　　　マネーゲーム

　地球人の生活において、不可欠なものとして存在しているのが、マネーゲームです。おそらく、自給自足をしているアフリカの一部の民族を除いて、地球人は、マネーゲームなくして生活できないでしょう。

　マネーゲームが、地球人をコントロールするようになって、脳のシステムは、マネーゲームに適合し、さらに、それは、脳機能において大きな作用を持つ要因の一つになっています。

　簡単にえば、「金儲けのために頭を使うようになった」ということです。そして、金儲けに秀でた脳を持つ人たちが、政治的権力を持つようになりました。さらに、彼らは、マネーゲームを利用して、多くの人たちを奴隷のように利用してきました。

　科学の発展とともに進化し続けたマネーゲームは、世界中に多種多様な多くの権力集団を作り上げました。そして、国家を作り上げた権力集団は、お互いに覇権争いをするようになりました。それは、いわゆる、数千年に渡り繰り返された戦争です。

　脳機能がマネーゲーム化してしまった地球人にとって、マネーゲームを具現化した貨幣は、生きていくうえで、必要不可欠となりました。さらに、不幸にも、マネーゲーム生活が基盤になってしまった現代人においては、貨幣が人生を左右するほどにまで大きな力を持つようになりました。

　マネーゲームは、多くの人々を管理する機能を持っていたことによって、文化の創造に多大な貢献をしてきまいた。政府機構、企業、宗教団体、教育機関、芸術作品、スポーツ団体、など、多種多様な文化が創造されてきました。

　確かに、マネーゲームは、地球人の文化の創造に貢献し、幸福にも貢献してきました。一方、マネーゲームは、地球人を不幸にする働きも持っていました。

それは、マネーゲームによって引き起こされる争いです。俗に言う、貨幣争奪の戦争です。特に、国家間の利害関係においての争いは、多くの死者を出す戦争にまで発展しました。