大好きな人とラブラブになれる!内緒の話

分かりあえる時

恋愛をしているとき、どれだけ相手の事を想っていても、そのことに相手が気付いてくれなかったり、受け入れられなかったりして辛い気持ちになることがあります。
そして、相手の気持ちを信じられなくなったり、相手を責めてしまうこともあるでしょう。

けれど、そんな時に少し辛抱して、ただひたすら、相手を想い続けることができたなら、いつか相手が自分の想いに気付き、受け入れてくれることもあります。

すると、自分の想いが相手の想いと交わり新しい想いがあふれ出し、より深く相手のことを想うことができるようになるのです。
恋愛には少しの辛抱を越えたところに、分かりあえる時が待っています。

互いをより分かりあうための機会

恋愛が続いていく時、その中で幾度かの恋のトラブルが生まれることがあります。それは、時に「別れ」さえも選ぼうとするほどのものであったり二人の関係性を変えていくものであったりします。

けれど、トラブルを乗り越えた後には、それまでよりも二人の関係が近づいたり、分かり合えたりできるようになることが少なくありません。
恋愛には予期せぬ時に、思わぬことが起きたりします。
ずっと続いていくと思っていた恋愛さえ、激しく揺れる時があります。

だから、どんなトラブルも二人の関係をより近づけ、互いをより分かりあうための機会だと思えれば、必ず一番良い方向に恋愛は流れていきます。
いたずらに、慌てず、自分の心と向き合い、相手の心と向き合えれば、恋のトラブルは、大切な機会へと変わっていきます。

相手の心はゆっくりと動いていく

どれほど愛し合っている二人でも相手の気持ちを動かすことは簡単ではありません。
言葉巧みに説得しようとしたり、理屈を並べ立てて納得させようとしたり、相手の心を弄ぶような形で強引に自分の思い通りにしたとしてもそれは、二人の間に後に影響するだろう溝を作るだけで心から相手を動かした事にはなりません。

本当に相手の気持ちを動かすにはやはり、普段の何気ないときから相手の気持ちを大切にして、相手をいたずらに傷つけないような行動をするといった、自分自身の誠実性を磨いていくことが大切です。

そういったことの積み重ねの上に相手の心はゆっくりと動いていくものでしょう。

何気ないけれど忘れかけてしまっていること

恋愛が始まった頃には互いの気持ちは新鮮なのでわずかなすれ違いや誤解はすぐに解決できることが多いものです。

けれど、時が過ぎていくにつれて互いのことをだんだん分かり始めてくると出会った頃は簡単に許せたことでも許せなくなったり、それほど気に留めなかったことが無性に気になって仕方なくなったりします。

これは、恋愛は時間が流れるにつれてゆっくりと二人の関係性を変えていくものだからです。

だから、恋愛関係を永く続けていくためには互いに「好き」という変わらない気持ちは大切にしつつ互いに変わるべきところは変わっていく必要があります。
それは、出会った頃よりも相手に対して些細な思いやりをしたり、相手へ優しい言葉をかけるといった事からできるものです。

互いを知れば知るほど、これらの何気ないけれど忘れかけてしまっていることを大切にしましょう。
そうすれば、幸せな恋愛関係は永く続いていきます。

作家:有本 光
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