好きな人と出会い、恋がはじまるといつか「別れ」の時がくることを、恋を繰り返すたびに、意識しはじめるものです。
素敵な恋との出会いの陰には失恋もまた付きものです。
恋愛していた時間が楽しければ楽しいほどに、失恋の痛手も大きく、時にはどれだけ時間が過ぎても忘れられず、新しい恋に踏み出せない時もあるかも知れません。
けれど、失恋のすべてが不幸なことではありません。一番不幸なことは、失恋をいつまでも引きずり、新しい恋に踏み出せないことであり、たとえ新しい恋に触れても、心から楽しめないことなのです。
失恋の経験を、自分にとってかけがえのない経験と捉え、恋愛に対する認識を変えたり、自分自身を少しでも変えることができたなら、失恋は、もっと幸せな恋愛に出会うためのステップになります。
失恋から少しでもなにかを学ぶことができたなら、次にもっと素敵な恋愛がはじまると信じてみればいいのです。