生きる意味は有るのか? 5
コロナ危機後の世界
今なお猛威を振るう新型コロナウイルスも、
たとえこの先、第二波、第三波のあろうとも、
遅かれ早かれいずれかは、終息の時を迎える、
ことともなろうに違いありません。
さて、では、そのコロナ危機後の、
私たちの生活、並びに社会、
延(ひ)いては、世界の、
果たして一体、どのように、
様変わりすることともなるのでしょうか?
相も変らぬ、以前同様の有様では、
何ら今回の試練に耐えた甲斐の無く、
不幸にも命をさえ失われた尊い犠牲者らにすら、
到底(とうてい)報いることすらの叶いません。
況(ま)してや、以前にも増して、
人のつながりの疎遠になり、
地域紛争や国家間の不和を、
むしろ却って増長もさせるような、
そんな由々しき事態に成り果てるとなれば、
危機に払われた犠牲の一切が、
それこそ唯々無駄の一事に済まされかねません。
さては、好くもなってこその当然で、
さもなければ、過去にも再々繰り返された、
数ある悪しき前例同様に、
またぞろ、性懲(しょうこ)りもなく、
いつまで経っても進歩の無い、
その実、もはや何度とも知れない、
名ばかりの二の舞にもなりかねません。
はたして、この先どうなるのか、
その結果の如何(いかん)が、
偏にして専らにも、当然ながらに、
今を生きる私たちの、何を、どのように、
正しくも改めるかに懸っているのです!
さて、では、先ず以って、この際に、
正しくも改められるべき事々こその、
一体どのようなものでもあるのでしょうか?