東京大学物語という、内容は濃く、そしてかなりエッチな漫画があります。
この漫画のヒロイン、水野遥について考えたいと思います。
遥は、さみしがりで、変な子です。
しかし、私に言わせると、足りない子です。
本当に完璧な子で、何でもできる、自立している、男に依存もしてなく、一見、あこがれの女性で、
主人公の村上直樹に熱愛され、他の男たちにもモテモテです。
しかし、彼女に足りないこと、それは、さびしさと、自分と、醜さを直視することなのです。
この三つと向き合っていないのに、彼女は、何でも明るく考えるだけで、スイスイと生きています。
そういう人が、私の職場にもいます。
世の中にはたくさんそういう人がいます。
傷やさびしさと真っ向から向き合って打破し続けた先に、光があることを、たくさんの人に知ってほしいと思います。