私の日々は、宝物。そして戦い

私は今、真剣な恋愛をやっと44歳で経験しています。

私は精神病患者、相手も精神病患者です。

お互い、主治医もこのことを知っており、見守ってくださっています。

私は長い間、差別の中にいました。

苦しんでいました。

しかし、私が愛する人は、差別をものともせず、その器の大きさで、精神病をものともせず、世の中をすごい力で泳いで生きています。

こんな逆境を、生き抜くパワーは、他に見たことがない、

私はもがいていた、しかし、この人と出会うためにもがいていたのだ、

私はそうして恋におちました。

東京大学物語という、内容は濃く、そしてかなりエッチな漫画があります。

この漫画のヒロイン、水野遥について考えたいと思います。

遥は、さみしがりで、変な子です。

しかし、私に言わせると、足りない子です。

本当に完璧な子で、何でもできる、自立している、男に依存もしてなく、一見、あこがれの女性で、

主人公の村上直樹に熱愛され、他の男たちにもモテモテです。

しかし、彼女に足りないこと、それは、さびしさと、自分と、醜さを直視することなのです。

この三つと向き合っていないのに、彼女は、何でも明るく考えるだけで、スイスイと生きています。

そういう人が、私の職場にもいます。

世の中にはたくさんそういう人がいます。

傷やさびしさと真っ向から向き合って打破し続けた先に、光があることを、たくさんの人に知ってほしいと思います。

精神科病棟に、たった一つの心の恋を妄想と、周りに疑われて入れられた私は、

毎日個室で図をかいていました。

カントの、宗教をギリギリまで否定した世界で、本当に人を救えるか、

精神病を患った心で、すがるように、這い上がる図をかいて、出た答えは、

上から、天から、醜さの上に降り注ぐ何かが降ってくる、というもの。

私とて、心醜い一人の人間です。救いが欲しかった。

ずっと閉じ込められ続け、やっと得た、神の力。

でも、ダメだった。

地上が閉鎖病棟で、いつ出られるかわからなくて、周りも私を差別し、完全に病気と思っている

ことに、私が恋していた人は、人のご主人。

奥さんはその頃、私の精神病を、気違いだと周りに言いふらしていました。

そんな状況で、天を仰ぎ、何が降ってくるのか、

私は、3か月閉じ込められた後、泣き喚きました。


ようやく落ち着いて、院内単独外出を許され、私の哲学は、一変してしまいました。

人の醜さをありのまま書く哲学に、。

私が、最近出会った彼は、精神病患者です。私と同じ。

しかし、私よりも器は広く、私に、現状維持の創価学会を超えさせてくれました。

創価学会の悪口を言うつもりはありません。

しかし、登り続ける、努力し続ける私と彼には、創価学会は、枷になりました。

もちろん、入って幸せな人はたくさんいると思うのです。心の拠り所にして。

しかし、人に苦しみ、人に落とされ、苦しみぬいた私には、もう登り続けるしか道はなかった。

何もかもを、打破して上昇し続ける、精神病に勝つために。
karinomaki
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