過去を恨む気持ち、悲しむ気持ち、
深い人生を生きる人は、この気持ちを知っているはずです。
しかし、どうしても許せない、受け入れられない過去も、
間違いなく、今の幸せを作っています。
私は一時、創価学会に熱心になり、自分の罪、悲しみと、過去を乗り越えようとしましたが、
やはり、どうしても受け入れられない過去もあるもので、
全てに感謝などできない、むしろ、辛かったことを押しのけて、上昇するパワーに変えようとしたとき、
私には創価学会は必要なくなっていました。
私は学会員が大切にする、ご本尊さまという、尊いはずの紙をファイルにはさみ、
仏壇に、私の宝物の貝殻のピンを貼り付けました。
辛い過去、それは、現状維持や、みんなが助かる世界を否定しています。
助けてくれた人には感謝、自分を虐げた人は、上昇するパワーに変える、
その強い意志があれば、宗教は必要ないのではないでしょうか。
宗教は、現状維持、みんなが幸せになる世界を現状維持するものです。
でも、感謝と、悲しみ、憎しみ、全部の気持ちを自分自身で昇華できる強さがあれば、
人は永遠に戦うもの。
幸せは、受け取るものでなく、勝ち取るものです。