だからあなたは救われない2

何を信じればいいのか?( 1 / 3 )

 

       何を信じればいいのか?

 

悩みを解決するには、悩みの元をなくすことです。

不安なのは、自信が持てないからです。

すなわちは、確信の持てるものを知らないからです。

だから、あれこれ迷うのです。

そして、ますますクヨクヨ悩むのです。

 

ですから、悩み、不安、迷いを解消するには、悩む必要のない、心から信頼することのできる、確かな真実こそを知らなければなりません。

よく考えてもみれば、無知ほど恐ろしいものはないのです。

知らないがために、不安におびえ、どうしていいかもわからず、独り悩み苦しんでは、いたずらに心や命さへを、すり減らし、ムダにしている人々の、なんと多くもあることでしょうか!?

また、自らの無知を気にも掛けず、それこそ能天気(のうてんき)の楽天家が、想わぬ不幸に見舞(みま)われることごとさえの、なんと多くもあることでしょうか!?

 

無知にしろ、能天気にしろ、現実は容赦(ようしゃ)なく裁(さば)かずにはおかないのです。

それこそ自業自得(じごうじとく)の当然の報(むく)いとして!!

 

さて、では、わたしたちは、何を頼(たよ)りににすれば、悩みや、不安や、迷いから解(と)き放(はな)たれ、不幸や災難からまぬがれられるのでしょうか?

何を信じればいいのか?( 2 / 3 )

 

 

かつては、何より宗教が、その役目をになっていたのです。

無知な大昔の人々にとっては、それしか頼れるものはなかったのですから・・・

 

しかし、今日現代にあっては、どうでしょうか?

宗教は、科学にその過(あやま)ちをあばかれるばかりで、もはやどうにも信頼に足るようにも想われません!

宗教など、しょせんは困った人をだまして儲(もう)ける、お金稼(かせ)ぎのウソクサイ商売にもすぎないのでしょうか!?

 

そもそも、宗教とは、「 おおもとの教え 」 を意味するものなのです。

この世の何かのことごとくを、人々に正しくも教え伝え、この世にあって、あらゆる人々を安らかにして、幸福へと導(みちび)くものでなければならないはずなのです。

それが、とうてい判(わか)りもしないのをいいことに、人々をだましては、お金儲(もう)けばかりに熱心な、それこそ詐欺(さぎ)も同然の 「似非(えせ)宗教 」 の、今日現代になんと多くもあることでしょうか!?

 

はたして、科学が生まれたのは、そんな宗教の嘘を(うそ)を暴(あば)き、裁(さば)くためでもあったのではないでしょうか・・・

何が正しく、何が間違っているのか、それをわたしたち自(みずか)らが、確かめもするために、いわゆる実証科学こそが、この世にもたらされたのです。

何を信じればいいのか?( 3 / 3 )

 

 

ならば、当然のこと、その科学をもとにして、宗教が改(あらた)めても見直されるべきでしょう。

もはや必要もないのか? 

その存在理由の根本までも!

そして、真実こそが、明かされ正されるべきでしょう。

一体何を信じればいいのか、何を頼りにすればいいのか、本当に神はいるのかいないのか、その加護(かご)や救いのあるのかないのか、そうしたことごとの一切合切(いっさいがっさい)のすべてにもわたって・・・

 

                           

                             神理救済教会 『 救いの途 』

                                   主宰  主代 宗元

shinrikyusai
作家:主代 宗元
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