一読瞭然 良いリハビリ 悪いリハビリ

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機能的対応( 5 / 5 )

機能的対応 麻痺の回復促通

麻痺というと漠然としてしまいますけどね。

中枢性、末梢性というように麻痺という問題をお持ちになる方が

やはりリハビリの対象となることは、当然のように

リハビリの現場では多くおられます。

、、、、

したがって、麻痺という問題は、きちんと評価され

対応がなされているように思われがちですけど

実は、何もわかっていないわけです。

????

ですから、麻痺というのは、総称的な言い回しであって

何が問題なのか?

で、前回の記事にも書いていますけど

運動‐感覚系として考えていかなければ、解釈できないと思うわけです。

もちろん、認知というような概念が絡んでいるはずですので

さらに、明確に解釈していくのは、非常に困難なわけです。

????

いえいえ、管理者にもよくわからない世界なんですけどね。

しかし、現場でのリハビリは、当然のように行われているわけです。

そして、麻痺のあるお客様は、麻痺が良くなるのでしょうか?

良くなっている、改善している、元通り以上に回復したというように

胸を張って持論を展開できる専門職が

いったい、どの程度いると思いますか?

、、、、

もちろん、末梢神経障害の中には、特に一時的に麻痺があっても

その後に回復するような状態ということもありますし

ギランバレー症候群のように、原因が不明であっても

一時的に麻痺がみられ、徐々に回復するような状態なども

それはいくらでもあるのでしょうけどね。

????

管理者が説明したいのは?

いったい、麻痺というのは

さらに、他の身体所見の項目がありますけどね

つまり、筋力とか、緊張とか、こわばりとか、運動の円滑(スムースさ)とか

、、、、

、、、、

そういう状態で表現すると、いったいどうなるのか?

ということが、専門職には、若干、説明ができるだけであって

だからといって、麻痺の回復への対応が成立しているはずではない!

と思うんですね。

しかし、こういうことを唱える人間はどこにもいないんです。

ですから、リハビリとはいいますけど

麻痺の回復促通などの手技手法など

いくらでもあるわけですけどね

それらが、実に眉唾であり、利益追求だけの人のことを考えていない

きちんと科学していないのに

ただただ暴走しているようにしか思えないんですね。

でも、結果として、麻痺が良くなったという人があると

麻痺は治るとか完治するとかして

よくマスコミとか書籍で報じられることもありますけど

そういうことは、やはり売名、宣伝であり、いたずらに人の感情をあおるだけの

ものとして思いたいわけです。

大事なことは、やはり、真実をきちんと伝えることであり

????

実は、麻痺というのは、また、後でも説明していきますが

相当、見かけ上の問題によってデフォルメされている状態であると

管理者は認識しているんです。ですから、いくらかでも

麻痺の回復ということでも、管理者はお客様に結果を出すことについても

皆さんが思う以上の結果を日々残しているんですね。

ま、このくらいにしておきます。

麻痺の実態として、感覚系のことも理解できていない専門職に

どうして、その先の治療的対応があるのか?

皆さんももっと認識しなおしてほしいんですね。では。

基本的動作練習( 1 / 8 )

動作練習に関して 寝返り

機能的アプローチについては、いったん置いておき、何か気がつけば

さらに説明していきますけど。

ここからは、いわゆる動作練習を考えていくこととします。

いえいえ、もちろん、ダメなリハビリ指導ということでです。

、、、、

、、、、

リハビリの現場でみているダメな寝返りというのはどういうことかといえば

実は、方法論ではないんですね。

どんな寝返りも、結局は重心移動をスムースに行うということでは

理屈にはあっていると思います。

しかし、今、端的に言いましたけど

結局、お客様の重心移動ということを、スムースに行うということ

それは、裏返しで言えば、お客様の重心移動が非常に行いにくい

そういう身体に異常所見があるということになります。

したがって、重心移動を行う動作練習ということよりも

重心移動が簡単にできるように、お膳立てをしていく方向性が

非常に有用となってくると思います。

ということで、管理者は、寝返りとか、この後に書きますけど

起き上がりとかもそうですけど

動作練習を促す、反復するなどの対応は、一切しないわけです。

つまり、動作練習はしませんけど、実際には動作遂行という

お客様のパフォーマンスは、あっという間に改善するということを

日常的に経験しております。

それと、こういうことを意識してほしいんですね。

特に、管理者お得意の片麻痺ですけど

皆さんは、寝返りはどの方向において考え、実行しますか?

当然ですけど、非麻痺側に寝返りするということです。

これって、間違いではありませんけど、決して正論ではなく

時々、こういうことをお話されるお客様がおられます。

前は、悪いほうに寝返りできなかったけど、このごろ、悪いほうを下にしても

大丈夫になってきた。などです。

、、、、

このように実際になれるということは、非常に大事なことであると思います。

ま、どんどんと進みましょうね。では。

基本的動作練習( 2 / 8 )

動作練習に関して 起き上がり

起き上がりについて考えてみますけど

これもまた、最近のリハビリということでは、気になることがあります。

????

要するに、起き上がりも重心移動のスムースな動きで

動作がラクになるということは

誰にでも理解できることであるわけです。

、、、、

ですから、起き上がり動作というのは、専門職もかなりきちんと対応しているように

はたから見ると出来ているように思いますけど。

実は違うんですね。

、、、、

管理者は、お客様に起き上がり動作を強要することはありません。

できない、大変な方には介助しますけど

通常の対応のあとには、お客様は、非常にラクに起き上がりをしていただけるように

なっていますので、動作練習は一切しません。

で、問題は、お客様に起き上がりをしてもらっているとき

専門職は、何を確認しているのか?

そこには、実は重心移動がどの程度スムースにできているのか?

という客観的な事実の検証が抜けているんですね?

????

で、問題は、ラクに起きられるような動作になっているか?

時間がかからないようになっているか?

もっとも、その時点で、重心が後方に残っているかどうか?

そのあたりまで確認していただければいいんですけどね。

なかなか、そういう専門職の対応は見たことがありません。

????

なぜかといえば、専門職は、お客様の後方から介助することをしないからなんです。

ま、そういう専門職がほぼ100パーセントであると思います。

????

再度、申し上げておきます。

お客様が起き上がりが困難であるのは

重心が後方に残された状態であるからなんです。

その原因を明らかにして、どの程度、起き上がりに対して後方に

重心が残っているのか?

そのことを日々、チェックしていかなければ、本当にお客様の

起き上がり動作の実施の大変さを自分自身の感覚として理解できないんですね。

ま、よくわからなくても結構ですけどね。

管理者は、必ず、お客様の起き上がりの際には

背中に手をあてて、どの程度、身体の重さを手に受けるか

ほとんどの状況において、実施しているんです。こういうのを日常の評価とすべきです。

ま、このくらいにしておきますね。では。

基本的動作練習( 3 / 8 )

動作練習に関して 立ち上がり

立ち上がり動作ということでは、特に皆さんにしてみれば

何がいけないのか?

なかなかイメージしにくいと思いますけどね。

結構、奥の深いものがあると考えています。

????

ここでは2つほど書いておきますけどね。

ひとつは、お客様の立ち上がったときの姿勢、つまり立位姿勢ですけど

腰が引けてしまうという人、膝が曲がってしまう人

場合によっては、足の踵さえ浮いてしまっているような人がおられます。

いえいえ、立ち上がり動作ということですけどね。

その練習に関して、現場で専門職が指導しているときの様子です。

当然ですけど、平行棒などを使っての対応ということです。

ま、もう少し状態が良いお客様

つまりは、移乗動作などの練習ができているとして実際に

行っている人の立位の姿勢でも同様な状況があると思うんですね。

、、、、

、、、、

つまりは、しっかりと立ち上がるということが、本来は、できるだけ腰の伸びた姿勢

どちらかといえば、解剖学的な基本姿勢としての立位に近い立ち方ができ

しかし、バランス、動きやすさなど総合的にはいわゆる

機能的立位姿勢になっているのが望ましいと思うんですね。

????

ですから、何がダメなのか?

ということですけど、リハビリの現場では、立位姿勢ということも

しっかりと腰が伸びる対応をできていないがために

良い姿勢で立位を保てないのにもかかわらず、立ち上がりを先に行ってしまうんですね。

こういうことが、非常に忌忌しき状態をさらに強化していくと思っています。

、、、、

ま、わからない人は、このまま読む流してくださいね。

、、、、

もうひとつ書いておきますけど。

先ほど、平行棒を引き合いに出しましたけど

ダメなリハビリの立ち上がりというのは

実は、平行棒でも、棒に水平に立つか

あるいは垂直方向に立つかという問題があります。

????

ですから、平行棒において、両手で棒を支持する方向で立つのと

一方の棒に両手で支持して立つ、つまりは廊下の手すりのようなものを

イメージしてほしいんですけどね。

そういう立ち方です。鉄棒みたいに考えていただきたいわけです。

、、、、

どちらが、お客様が立ち上がったときに、より足のつま先に対して

荷重ができるか?

いいかえれば、身体の重心をいかに前方に移動させられるか?

ということです。

で、だめなリハビリとしては、当然ですけど、ただ、両手で鉄棒や手摺に

つかまるような立ち方を平気でさせています。

????

実は、そういう立ち方は、単に上肢の引き込みを強くしてしまい

しかし、身体の重心は後方に残ってしまっているんですね。

それでも立ち上がっていることには変わりないように見えますから

誰も、あんまり問題にしないんですけどね。

実は、意味のないことをしているとしか思えないんです。

ま、他にもいくらでもあるんですけど、いったんはこのくらいにしておきます。

では。

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M-CCアドバイザー 寅 加太夫
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