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基本的動作練習( 3 / 8 )

動作練習に関して 立ち上がり

立ち上がり動作ということでは、特に皆さんにしてみれば

何がいけないのか?

なかなかイメージしにくいと思いますけどね。

結構、奥の深いものがあると考えています。

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ここでは2つほど書いておきますけどね。

ひとつは、お客様の立ち上がったときの姿勢、つまり立位姿勢ですけど

腰が引けてしまうという人、膝が曲がってしまう人

場合によっては、足の踵さえ浮いてしまっているような人がおられます。

いえいえ、立ち上がり動作ということですけどね。

その練習に関して、現場で専門職が指導しているときの様子です。

当然ですけど、平行棒などを使っての対応ということです。

ま、もう少し状態が良いお客様

つまりは、移乗動作などの練習ができているとして実際に

行っている人の立位の姿勢でも同様な状況があると思うんですね。

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、、、、

つまりは、しっかりと立ち上がるということが、本来は、できるだけ腰の伸びた姿勢

どちらかといえば、解剖学的な基本姿勢としての立位に近い立ち方ができ

しかし、バランス、動きやすさなど総合的にはいわゆる

機能的立位姿勢になっているのが望ましいと思うんですね。

????

ですから、何がダメなのか?

ということですけど、リハビリの現場では、立位姿勢ということも

しっかりと腰が伸びる対応をできていないがために

良い姿勢で立位を保てないのにもかかわらず、立ち上がりを先に行ってしまうんですね。

こういうことが、非常に忌忌しき状態をさらに強化していくと思っています。

、、、、

ま、わからない人は、このまま読む流してくださいね。

、、、、

もうひとつ書いておきますけど。

先ほど、平行棒を引き合いに出しましたけど

ダメなリハビリの立ち上がりというのは

実は、平行棒でも、棒に水平に立つか

あるいは垂直方向に立つかという問題があります。

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ですから、平行棒において、両手で棒を支持する方向で立つのと

一方の棒に両手で支持して立つ、つまりは廊下の手すりのようなものを

イメージしてほしいんですけどね。

そういう立ち方です。鉄棒みたいに考えていただきたいわけです。

、、、、

どちらが、お客様が立ち上がったときに、より足のつま先に対して

荷重ができるか?

いいかえれば、身体の重心をいかに前方に移動させられるか?

ということです。

で、だめなリハビリとしては、当然ですけど、ただ、両手で鉄棒や手摺に

つかまるような立ち方を平気でさせています。

????

実は、そういう立ち方は、単に上肢の引き込みを強くしてしまい

しかし、身体の重心は後方に残ってしまっているんですね。

それでも立ち上がっていることには変わりないように見えますから

誰も、あんまり問題にしないんですけどね。

実は、意味のないことをしているとしか思えないんです。

ま、他にもいくらでもあるんですけど、いったんはこのくらいにしておきます。

では。

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M-CCアドバイザー 寅 加太夫
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