算命学余話 #R45 (page 1)
以前鑑定した依頼人が、その当時は鑑定結果から得た助言を聞かなかったけれども、数年経った後になって「やっぱり鑑定結果通りだった」と報告とも詫びともつかない連絡を寄越すことがしばしばあります。こちらは鑑定終了後のアフターサービスまで請け負っていないので、そのような報告があっても何も言いませんが、改めて再鑑定してほしいという要望には応じています。どの宿命も生年月日が基になっているので再鑑定しても宿命が変わるわけではありませんが、数年も経てば後天運は確実に変わっているので、再鑑定する価値はあります。
後天運についてはいずれ「基礎編」で初心者向けに解説するつもりですが、今回はざっくり、大運と年運の扱い方について論じてみます。大運・年運とは何かを既に知っている既習者向けの内容です。鑑定技術に関わる話ですが、後天運の知識をお持ちの方には改めて聞くまでもない基礎的技術なので、興味のある方のみご覧下さい。副題は「天才の算出」です。ここで云う天才とは才能ある人という意味ではなく、天から与えられた運気という意味です。