汐吹祭

 校長の人指先は、円を描くようにしなやかに巨クリをさすっていた。巨クリは、目いっぱい勃起し、熟れた大きなグミのように甘い光を放っていた。ジュリナの口からも少しずつア~~ア~~というかすれた喘ぎ声が漏れ始めていた。「校長、ハルナ先輩、すごく、気持ちいです。ビンビン感じてきました。校長は、ハルナを指テク役に育成するために、真っ赤に膨張した巨クリをガンガン責めるようにハルナに指示した。ハルナは、パンパンに膨張した巨クリを指先で軽くたたくようにリズミカルに刺激し始めた。ジュリナのア~~ア~~という喘ぎ声は、徐々に大きくなった。ハルナは、仕上げに入ることにした。ハルナの敏感な中指は、入り口近くのGスポットを探し当て、勢いよくさ左右に動き始めた。無意識に腰を持ち上げたジュリナは、腰を激しく上下させ、さけんだ。「イキそうです。校長。ア、ア、ア~~、ハ~~、ハ~~」校長は、素早く返事した。「まだ、まだ、もっと、ためるのよ。限界までためて、一気に吹くの」

 

 ジュリナは、ここまで感じたのは初めてであった。我慢できなかった。「校長、こんなの、初めて。我慢できそうもありません。もう、ダメ、吹きそうです。出ます、出ます。もう、ダメ。吹きます、ア~~ア~~、イクイクイク」ジュリナのワレメから、一気に天高く汐が噴き出した。汐は、3メートルほどビュ~~と吹き上がった。校長は、クリでここまで汐を吹くとは、度肝を抜かれた。ジュリナの場合、勃起したクリが最も感じる部位であることを確信した。本戦でも、巨クリ攻撃で吹かせることに決めた。校長は、ジュリナに称賛の言葉を浴びせた。「やるじゃない。クリで、こんなに早く、ここまで吹けたら、1位、間違いないわ。大したものよ。天性の汐吹き嬢ね。ジュリナは、クリがすごく発達してるのよ。性感ビンビン巨クリじゃない。マフィアもCIAもイチコロよ。もっと、もっと、性感を磨いて、世界一のソープ・エージェントになるのよ」

 

 

              鳥羽の選択

 

 78日(月)鳥羽は、安部教授の教授室に呼ばれていた。教授は、安部医科大入学への勧誘として、将来、姫島の診療所建設を約束していた。この約束は、反故(ほご)にされることはなかったが、安部教授は、原発テロが迫っていることを考えると、一刻も早く、地下組織を確立させ、地下ヤマト・へブル帝国をつくる必要性を感じていた。そこで、信頼できる鳥羽を代理としてAI医科学研究所設立プロジェクトに参加させたかった。すでに、九州各県に10か所以上の研究所用地を買収できていた。カツラ・コーポレーション系列のカツラAIシステムズは、そこに、AI関連の企業を建設し、優秀な学生や研究者を受け入れる計画を進めていた。

 

 安部教授は、ソファーに腰掛けた鳥羽に打診した。「今日、来てもらったのは、鳥羽君の将来についてのことなんだ。もちろん、約束した姫島の診療所は、必ず、建設する。そこでなんだが、今、重要なプロジェクトが進められている。そのプロジェクトというのは、原発テロ対策としてのAI関連の研究所設立プロジェクトなんだ。当然、AI医科学研究所設立プロジェクトも現在進行している。鳥羽君、どうだろう、AI医科学研究所設立プロジェクトのメンバーになってくれないだろうか?君は、学生の身分で学業以外の仕事はできないというだろうが、君の才能であれば、両立できると思うのだ。考えてくれないか?」

 

 突然の意味不明の依頼を受けて鳥羽の頭は混乱してしまった。なぜ、原発テロ対策に医学生が引っ張り出されるのか、さっぱりわからなかった。「ちょっと、待ってください。原発テロ対策は、政府がやることじゃありませんか。どうして、医学生が引っ張り出されなくてはならないのですか?筋違いじゃありませんか?僕には、まったく、関係ないことだと思います。教授もそう思われるでしょ」教授は、ちょっと顔をしかめて、返事した。「確かに、君のいうことはもっともだ。そうだな、説明不十分だな。原発テロ対策プロジェクトには、極秘の事情があるんだ。でも、君を説得するには、話さなくてなならないだろうな。事情が分かってくれたなら、考えてくれるか?」

 

 極秘の事情を説明されたとしても、医学生と原発テロ対策とは無関係だと思うことには、変わりなかった。「教授、たとえ極秘の重要な事情を説明されても、僕は、医学生であって、政府の仕事をするビジネスマンにはなりません。考える余地はないと思いますが」鳥羽は、頑固だとはわかっていたが、ここまで屁理屈をこねるとは思っていなかった。教授は、とりあえず、事情を話すことにした。「君の気持ちは、よくわかった。ここまで話したんだ。一様、事情は話しておく。話を聞いて、断ってもらって構わない」鳥羽は、事情を聴いても考えは変わらないと思い、事情を聴きたくなかったが、入学当初から教授には御世話になっていることを考えれば、事情ぐらいは聞いてみてもいいかと思った。

 

 教授は、一度ため息をつくと話し始めた。「君も知ってると思うが、2011311日、福島原発テロが起きた。いまだ、政府は、テロであることを公表していない。でも、間違いなくCIAによる原発テロと考えていい。これは、モサドからの情報だ。次の原発テロを予測はできないが、万が一、西日本の原発がテロにやられれば、もはや、本州には居住できる場所はない。となれば、居住できるところといえば、九州しかない。そこで、日本の優秀な若者を救済するために、モサドは、九州の地下にヤマト・へブル帝国を建国する計画を立てたんだ。その第一段階として、AI関連の研究所を建設することにしたんだ。簡単に言えば、こういうことだ。わかってくれただろうか?」

 

 首をかしげた鳥羽は、自分の考えを述べることにした。「福島原発事故がテロかどうか、僕にはわかりません。そもそも、なぜ、日本がテロ攻撃を受けなければならないのですか?原発テロは、考えすぎじゃありませんか?日本は、確かに、地震国です。だから、地震による原発事故対策は必要だと思います。その点は、政府の対策がなされるはずでしょ。仮に、テロによる原発事故を想定したとしても、対策は政府の仕事です。医学生には、関係ありません」教授は、説明を付け加えることにした。「確かに、地震や津波が起きた後に、福島原発事が起きたわけだから、原発テロとは断定することは、できない。でも、日本がテロの攻撃を受ける理由があるんだ」

 

 

 教授は、一呼吸おいて話を続けた。「最近のDNA鑑定から、日本人のルーツは、ユダヤ人であることが判明した。日ユ同祖論というのを聞いたことはあるだろ。これは、あくまでも、日本人とユダヤ人にDNA共通遺伝子があるということに過ぎないが、日本人のルーツはユダヤ人と考えて間違いない。日本人のルーツがユダヤ人だからといって、特に、国際関係上問題になるわけではない。また、我々日本人には、ルーツにこだわる特別な事情はない。ところが、アーリア人には、日本人がユダヤ人であることが問題となってくる。歴史的にアーリア人は、ユダヤ人を迫害してきた。だから、アーリア人はユダヤ人に復讐されるのではないかと恐れている。この妄想とも思える恐怖心から、ユダヤ系日本人を抹殺しようとしているんだ。54基の原発は、そのための準備だったんだ。もう、我々に残された時間は、わずかなんだ。わかってくれるか?」

 

 鳥羽は、教授の説明を聴いているとますます疑問がわいてきた。「たとえ、我々がユダヤ系日本人だからといって、アーリア人は、世界中を放射能汚染するような愚かな原発テロをやるでしょうか。僕には、考えられません。原発テロを想定したとしても、政府のテロ対策で十分だと思います。さっきも言ったように、教授は心配しすぎです。教授はそんなことを考えるより、脳の研究をやってください。AIの研究が先行し、肝心の脳の研究が遅れを取っているじゃないですか。AIを脳機能にどのように活用するかを考えるのが、僕ら、研究者でしょ。AIが脳機能に悪用されて、人間が兵器化されるほうが心配です」安部教授は、これ以上の説明は不要と思ったが、テロの悲劇を話すことにした。

 

 教授は、気落ちした言葉で話し始めた。「そうだな、医者は、政治家でもなければ、ビジネスマンでもない。しかし、万が一、原発テロが起きれば、日本民族は全滅だ。原発ホロコーストだな。テロが起こらないことを祈る以外ないということだ。鳥羽君には、余計な時間を取らせてしまった。悪く思わないでくれ。診療所建設の約束は守る。ところで、君は、グリア細胞の研究をやっているのか?何か、発見はあったか?」鳥羽は、自分のグリア細胞の研究について報告しようと思っていた。「そのことですが、研究は不十分なのですが、現段階の研究論文に目を通してもらいたいと思っていました。今週中にまとめてお持ちします。それと、研究手法としての論理学についても、教授の意見を聴かせていただきたいと思います」

 

サーファーヒカル
作家:春日信彦
汐吹祭
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