とある作業所での出来事

心というものを勉強することは、大変なことです。しかし、全く知識のない人々が、たくさんの作業所で、利用者をいじめています。
私は、A病院という素晴らしい精神病院と出会い、今そこで働いています。私をバカにする親や、環境からは完全に離れて幸せになりました。
今、私がどんなに状態が悪くても、許してくれる精神保健福祉士のスタッフの方々と働き、立派な先生と、素敵な訪問看護師さんに支えてもらって生きています。ヘルパーさんは、やはり心というものへの理解がないので断りました。
精神や、知的の障害者いじめは、どこでもかしこでも起こっていることのようですね。先ほどの男性は、高校の草むしりの作業の時に、バテて横になっている私に、少しは手伝いたいと思わないのですか、と暴言を吐きました。その男性のことを、最初好きだった私は、傷つき続け、口紅も塗らないでやせ細り、老婆のようになっていきました。あの頃の写真は全て破棄しました。

幸せ

幸せとは、自分を理解してくれる人々と共に成り立つものですね。しかし、そのためには、人を尊重する、という優れた精神が必要です。
人をバカにすることは、最大の罪です。その罪を、私の両親(実父は他界しました。)も持っています。私を、恐ろしい子だ、何もできない子と侮り、A病院という実家から遠く離れた病院の近くに、私をずっと住まわせるマンションを買いました。しかし、その差別的な行為が、私に幸せの花をくれました。私は今、たくさんの人に支えられて生きています。
karinomaki
とある作業所での出来事
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