では、どうすれば、そんな中身のない、嫉妬に狂った女にならないですむのか、それは、「考える」ことで防がれます。辛いことがあったとき、何故こんなことがあったのか、意味をよく考えるのです。そうすれば、自分は限りなく弱い人間で、荒波に投げ出されているような気がするうちにも、命綱が見えてきます。それが、心の宝物です。人間は宝探しをするために生まれてきました。宝物は家族、と言う人もいるでしょう。しかし、その人は、一人で考えたことが一度もない人です。人間は一人、と思ったことが一回もない人には、人生の宝物は得られないのです。
最後に、私、という宝物を奥さんに奪われたあのご主人に・・・。私は命綱だったのでしょう?やつれはてて、この前涙が止まらなくなってね、家族が重い、と打ち明けてくれました。しかし、あなたは、もう、助からないのです。私は、あなたの奥さんに追い出されたあと、精神を病み、左目をつぶしかけたのです。その時に、あなたのくれたあのパワーストーンは割れて、私を救いました。でも、割れたパワーストーンを私は捨てるしかなかった。それくらい、あなたの奥さんは、恐ろしい人です。