江口:まず、そもそもどういう猫が里親を探し始めるのかってところからになるけど。四方:あっ、えーと
・拾われた猫
・飼い主が何らかの理由で飼えなくなった猫
江口:それって、もう(飼うこと)放棄しているんやね。どうしても無理っ!!てことやね。
四方:そうですね。
近藤、松本頷きながら相づちをうっている。
四方:気軽に「無理」と言っている人ももちろん含まれてます。
一同:フーン。(気軽にというところにやや納得がいかない感じで)
近藤:(どんな場合でも)とりあえずは受け入れるということで…。
四方:そうです。
江口:避妊手術してなくて、子猫いっぱいできちゃったからもらって~、みたいなケースも多いの?
四方、近藤:(うなずきながら)多いですね。今だにいますね。
江口:減っては来ているの?そういった(避妊してなくて、子猫が増えているような)ケースは?
四方:あのー、減ってはいるけど、一定の率でいるって感じです。
四方:(子猫が増えすぎた)多頭飼育崩壊。ニュースでときどきやるけどね。なくなりはしない感じはしますね。
※多頭飼育崩壊(たとうしいくほうかい)・アニマルホーディング(Animal Hoarding)は、ペットの動物を多数飼育した飼い主が、無秩序な飼い方による異常繁殖の末、飼育不可能となる現象。
ペットを自宅など同一ヵ所で最初は適正頭数を飼っていたが、不妊手術など適正な措置を行わないままに無計画に飼った末、飼い主の予想を超えて異常繁殖が繰り返され過剰多頭飼育となり、経済的にも破たんし飼育放棄に近い状態になる現象が各地で起こっている。現場では、糞尿の垂れ流し、餌不足、病気、餓死、共食い、害虫などが発生し、図らずも動物虐待となっているケースも多い。民間のボランティア団体が発見し、介入するケースもあるが、飼い主の孤独死、または行方不明などで、近隣住民からの悪臭などの通報により発覚するケースも多い。ボランティアが介入するケースでも、保護先が確保できずにそのまま放置される場合もある。日本では2016年の最新調査で全国で約1800件の多頭飼育による苦情件数が報告されている。ウィキペディアより引用。「多頭飼育崩壊」で検索。
四方:(飼い主が)精神的に病んでるからそうなっている(場合も少なくない)。