禁断の思い出Ⅱ(ひろし中学編)

はしがき

この作品は、「先生との禁断の思い出」を読んで頂いた後に読んでください。

常に女性を意識しているスケベ博が中学生になってからの話しです。

 

 

小学校3年を皮切りに博の学園生活は一変しました。

真由美先生との事が何時までも頭をよぎって同級生や年下の女の子には

あまり興味を示す事もなくずるずると中学生に上り詰めた博は、相変わらず

体が小さくて幼稚で頭の方もあまり良くない生徒のままです。

 

唯一変わったのは、別な意味で自信を持つようになり誰とでも友達になれて普通に

発言でき以前とは違い誰に対しても物おじせずに話が出来るようになりました。

以前のように暗くて存在感のない博では無いですが、ただやってる事は幼稚です。

友達には、俺は同級生の女の子には興味は無くどちらかと言うと女子大生位の女性が

好きだなとかいってます。

 

憧れの女性も今は、近所のバレーボールをやってる女子大生の陽子さんです。

綺麗で長身でスタイルが良くて真由美先生とはタイプがやや似た感じの女性です。

博は、自分と正反対の性格に体格を持った女性に惚れやすい単純な中学生です。

(人は、自分にない物を求めるが博の場合はその願望が強すぎます)

 

中一の時は博と同じ男子中学生はどこにでもいたと思います。

(未発達)(幼稚)(目立たない)(成績は中の下)(もてない)(運動音痴)

そんな、マイナス要素を十分に持った博が、思い切り背伸びして大人に近づく為に

精一杯生きてきた楽しい中学の生活を描きました。

 

 

第1章( 1 / 22 )

幼稚な博

 小三の時に真由美先生の事があってから4年の月日が経ち、博も中学生です。

でも、まだまだ小さくて身長が142センチしかありません。

小学生と並んでも5年生と丁度バランスがとれるくらいです。

小さいので部活に入ろうにもどの部活に入っていいのか判らずいつの間にか

一学期の終わりごろです。

 

博は、友達は大勢いますけどいつも一緒に居るのは、正夫君と言う博と同じように

身長が低くてがりがりの生徒がいました。博は、正夫だけには負けたくないと言う意地が

あり身長も1センチ位しか高くないけど優越感に浸っています。

2人とも部活はしないで学校から帰るといつも何処かに散歩に出かけたり近くの公園に

行ったりで学校の成績にしても2人共あまり良くない感じです。

二人は『類は友を呼ぶ』と言った感じで特に同級生の女の子からは相手にされなく

どちらかと言えばいじめの対象になりそうな2人でした。

 

それでいて、いつもお互い相手が自分より優位に立つ事を警戒している感じです。

だから、2人だけでいる時の会話はいつも決まって体の事や下ネタばっかりです。

しかも根拠のある事なのかどうかは判りませんが話す時は相手を見下した口調で

「お前、こんな事しってるか?」から始まり「女とセックスする時、相手が嫌がる時は

どうするか?」もう一人が「どうするの?」と聞くと「オッパイ揉んだらおとなしくなる。」と

「へぇ~そうなんだ、お前良く知ってるな」と感心しながら何の根拠も無いお互いの話を聞

いたり話したりそして納得したりバカなチビ助コンビであります。

 

学校から帰る時でも、公園で休みながら女性が通るのを物色しながら見ています。

公園近くをOLやら女子大生が通るとそれを見ながら「あの女は、バージンだな」とか

「あの女子大生は、そうとうな経験者だな」とか毎日のように何の根拠もない会話を

しています。この2人は中学生になって他の同級生に彼女が出来たりあるいは、女の子

から声を掛けられたりするのが羨ましいけど強がって「女子中学生には興味なし」と

言って自分たちだけは、他の男子とは違うからと背伸びしているバカコンビです。

 

 

 

 

第1章( 2 / 22 )

博の衝撃

中一の夏休みも後半に入り博と正夫は、部活もしないでいつものようにブラブラと

遊んでいました。8月の15日以降に入ると部活とかやってる生徒も息抜きと宿題の

追い込みで2学期まで部活が休みになりました。

その頃から部活やってる友達とかとが博を誘って遊ぶようになりそんな8月の中旬ごろ

野球部やサッカー部の友達が海水浴で博を誘いにきました「博、海に行こう」と

博は、「正夫君も誘って良いかな?」と言い電話を入れたけど誰もでません。

仕方なく運動部の5人と博を入れて6人で海に行きました。

 

皆運動部の人たちで長身でその中でも野球部の勝君はひときわ大きく中1で

170センチ他の人も160センチ前後あって中学生の中に小学生が混ざった感じです。

しかも、一番の友達である勝君とは身長差が28センチもあって大人と子供です。

正夫君がいれば良かったのにと心の中でずっと思っていました。

海で遊んだ後「シャワーで流してから帰ろうか」と勝君が言ったので「そうしよう」と

着替えを持ち海の家のシャワー室に行きます。

 

ところが、シャワー室が10分単位で200円です中がとても狭くて一人用なんですが

海の家の人が2人ずつで使えば安くつくからというので僕は勝君と一緒に入ります。

シャワー室は、2つあって、まずは4人がそれぞれに2人ずつ入りました。

左側がシャワーを終わり2人出てきました。その時に博は信じられない物を見てしまい

ます。それは、2人とも股間に黒々と陰毛が生えています。

 

博の衝撃は凄まじいものでした。『え、なんで?』と言う感じです。

小学校4年生位から銭湯には行ってなかったので同級生にまさか陰毛が生えてるなんて

シャワー室にバスタオルを持ちこむと勝君が「博、バスタオルは濡れてしまうから」と言い

ロッカーに置く事にしました。ハンドタオルを持って勝君とシャワー室に入ります。

中で海パンを脱いで思いがけない衝撃でした。勝君の股間はまさに大人の股間です。

博のラッキョウのようなチンぽとは違い10センチ以上ある一物でその周りをびっしり

陰毛が覆っています。博は恥ずかしくて隠れて洗っていると勝は、それに気がついて

「博、こんな事気にするな個人差があるからもう少しすればちゃんと生えてくるから」と

博の事解ってくれます。「そうかな?でも何か小学生みたいで恥ずかしいな」と言うと

「出る時は、俺が先に出て後ろについて来て出たらいいから」と言って勝は先に

カーテンを開けて出ます。博は勝君の後について出てきました。

でも、他の友達はもう出ていてシャワー室は2人だけでした。

ただ、その時は真由美先生の前で裸になった時より恥ずかしかったです。

 

 

 

 

 

 

第1章( 3 / 22 )

博の決意

 海から帰った翌日に正夫君に会いました。

正夫君に聞くのは少し怖かったけど博は勇気を出して「正夫、お前生えてるか?」と

聞くと「何が?」と言ったので小さい声で「ちん毛だよ」と言うと正夫君は笑っています。

博は、びっくりしました。博の心の声:『まさか、こいつも勝君達と同じように生えて・・・。』

と思っていると、正夫君から出てきた言葉は「ばか、生えているわけないだろう」

との返事、博は何故かホッとしました。

 

その次に出てきた正夫君の言葉が「あれは、中学卒業してからしか生えないよ」と

その後に「ただし、例外はあるけどね、女性との経験があれば今すぐでも生える」と言い

博は、今まで正夫君が知ったかぶりで話していたのはすべてでたらめだったと

いう事を知りました。

その事で特にショックは無かったけど僕も正夫君に対して根拠のないデタラメな事を

言ったこともあるしとにかく二人とも幼稚過ぎたのかもしれないと思いました。

 博は、その後体が大きくなればおのずと大人に近づく事を知るようになりました。

(なんて、バカだったんでしょう。)

 

夏休みも終わったある日曜日の昼ごろ近所の店に買い物に行きました。

その店は小さい商店で憧れの陽子さんの実家でもあります。陽子さんは4人姉妹の

3女で休みの時はいつも店を手伝っています。バレーボールの国体選手ですので

身長は、175センチありプロポーションも抜群です。モデルでもいけそうな体形です

その店は近所のおばさん連中がたむろする場所でもあります。

 

博が店に行くと運悪く母が近所のおばさん連中とペチャクチャと話しています。

母は、博が入ってくるとそれに気づき「博、甘い物ばかり食べないでよ」といいます。

他のおばさんが笑うと「うちは、男の子ばっかりで陽子ちゃん博の嫁にならない?」と

大声で大好きな陽子さんの前で言います。博にとっては、凄まじく恥ずかしい事を

笑いながら話しおしゃべりのおかずにしています。

 

陽子さんは博を見ながらニコッとして「良いよ、博君がもう少し大きくなったらね」と言い

「ほら、今のままだとキスも出来ないでしょう。」と言って笑いました。

陽子さんのお母さんまで「博君頑張って大きくなっておばさん応援するから」と言って

「良かったよ、こんなでかくなった女の子を嫁に貰ってくれる人がいるから、お願いね。」

とバカな事を口走って喜んでいるおばさん連中です。

陽子さんも博の頭を撫でながら「よっ、未来の旦那様期待しているよ」とからかいました。

博は顔を真っ赤にしているが、心の中で本気にしているので嬉しくてたまりません。

 

 

 

パヤオ
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