私はコレでタバコやめました

No6、タバコは習慣ではない、麻薬中毒だ


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アレン・カー氏は

「ニコチンはタバコに含まれる無色の油性物質で、依存性があります。

依存するまでのスピードは、どんな麻薬よりも速く、タバコ一本でも中毒になります。」

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私も、タバコは「 麻薬 」だと思うし、喫煙者は、アルコール依存症と同じで、「 依存症 」という病気の人だと思います。

 

タバコは、麻薬だから、死ぬ前に死ぬ事の恐怖から逃れるために、タバコを吸うのです。


若い人が吸えば、死ぬ事を急いでいるとしか考えられません。


タバコの経歴は、何時までも「 死神 」のように、あなたを脅かすでしょう。


あなたの子供が、タバコを吸っていたら、ブン殴ってでも、止めさせなさい。


それが、親の行為です。

 

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アレン・カー氏は、タバコを吸う4つの理由を書いています。


①退屈している時


②集中している時


③ストレスを感じる時


④リラックスしている時

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私は、この4つの理由で、タバコを吸う時は、誰もいない所で、一人だけで吸っていただけますようお願いします。


かっての私もそうでしたが、喫煙者が他人を受動喫煙者にする権利はありません。


退屈している時、タバコ吸っても、二本目からはまずくなりますし、集中している時に、タバコを吸うのは、「 私は、ニコチンで考えていますよ 」と言っているようなもので、つまらない考えだと思います。


ストレスを感じたり、リラックスしたりする時に、タバコを吸うのは、「 現状からの逃避 」です。


タバコを吸ったからって、ストレスを受ける状況は残りますし、リラックスも、二本目からは後悔に変わります。


これから長い人生を送るつもりなら、「 依存症 」は、何としても脱出しなくてはなりません。


タバコは、ヘロインと同じ麻薬で、死ぬ前に、「 死 」の恐怖から逃げるための麻薬ですから。


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アレン・カー氏は、「タバコは退屈やストレスを紛らわせてくれもしなければ、集中力やリラックス感を高めてもくれない……これらは、みんな、ただの幻想なのです」


「タバコの味と香りが好きだ」というのも幻想です。


「タバコを止めたら虚無感に襲われるのではないか、人生、二度と同じように送れないのではないかと心配しますが、……これも幻想です」


と言います。

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そうです。


幻想です。


これは、タバコを止めたら断言できます。


幻想は誰にでも有るものです。


「 幻想でない 」という人は、自分の今の状況が現実の確実な事だと言うでしょう。


しかし、「 幻想である 」という状態を知らない人、あるいは、頭脳が幻想を作る事を信じていない人だろうと思います。


「 幻想から抜けることが出来る 」という自分の可能性を否定するのが好きな人でしょう。

 

私は、三流大学というコンプレックスの解消のためにタバコを吸いました。


その時は、頭脳が明晰になったと感じたのです。


ですが、禁煙してから解りました。それは「 幻想です 」って事。


アレン・カー氏は、この原因が「 洗脳 」であるとしますが、私は、違います。





その「 洗脳 」を受け入れた自分を責めなくてはなりません。



「 タバコを吸ったのは、自分の間違いだった 」という自覚が、禁煙への第一歩だと思うのです。」



これは、タバコを止めるピンチではなくて、自分が本当の自分の意識を取り戻すチャンスなのです。

 

No7、タバコと洗脳

 

 

アレン・カー氏は、「 タバコ会社の強烈な洗脳力 」という記事を書きますが、資本主義の社会では、宣伝は当たり前でありますし、タバコ会社も、「 政府 」も、宣伝することは容認できます。


しかし、現在、肺がんなど、明らかに「 タバコ 」が原因であると判明した以上は、

「 タバコを吸えば、肺がんになります 」「 健康保険料の掛け金も上がります 」と、政府は、宣伝すべきでしょう。


洗脳は、洗脳される方に問題があり、いくら「 非国民 」といわれても、吸ってはいけません。


会津藩で掟を守るために、「 ならぬことはならぬものです 」と教えたように、自分が「 禁煙 」という掟を作ったからには、人が何を勧めようとも、タバコを吸うための宣伝を「 ならぬものはなんらぬものです 」とはっきりと拒否しなんくてはならぬのです。


政府は、財政を豊かにするためには、別の方法があるだろうし、国民を「 肺がん 」にするタバコなどを宣伝することは、自分で自分の首を絞めるようなもので、「 禁煙者 」の私から言わせてもらうなら、TV番組で、「タバコ会社」の宣伝は、禁止にすべきだと思います。


当たり前の事を実施するのが政府の仕事で、国民を莫大な医療費が必要な肺ガンに誘う宣伝は止めてもらいたい。


禁煙者が「 非国民 」なら、あまんじてその評価を受けたいと思います。



 

No 8No12No13、さまざまな幻想

 

 

タバコを吸う人は、さまざまな幻想を持っています。


ストレスを和らげるという幻想→65ページを見てください。

退屈を紛らすという幻想→68ページを見てください。

集中力を高めるという幻想→69ページを見てください。

リラックスさせてくれるという幻想→71ページを見てください。

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さまざまな幻想がありますが、アレン・カー氏は、確実な事を書いています。

それは、



「 タバコは決してストレス解消にはなりません。

タバコは、ゆっくり、確実に自信を喪失させます。

禁煙から得られる素晴らしい収穫の一つは、勇気と自信を取り戻せることです」



 

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これは、確実な事です。


自分や妻や子のために、一刻も早く禁煙される事を、願っています。

 

No14, タバコをやめて失うものはあるか?


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アレン・カー氏は、


「禁煙を難しくしているのは「 不安 」です。


 慰みや支えを失うのではないか、楽しかった場も楽しくなくなるんじゃないか、ストレスに耐えられなくなるのではないかという不安。


 言い換えれば、我々は洗脳のおかげで「 自分には弱点がある 」とか、「 タバコには何か特別のものが備わっていて、禁煙すると空虚な気持ちになる 」と信じ込まされている」


と書いています。

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私は、失うものは、タバコを吸う人との「 人間関係 」だと思います。


敵対する考え方ですから、この「 人間関係 」が、一時的には壊れますが、自分が禁煙している事を、相手に認めさせると、存続すると思います。


だから、私は、「 禁煙する決意 」を求めます。


もしも、人間関係が壊れるなら、「 その人とは、ニコチンだけで繋がっていた人だ」と諦めてください。


麻薬が取り持つ人間関係も、同じではないかと思います。


みんな、「 自分が好き 」の人たちばかりですから。


タバコをやめると、自分の身体には良いのは確実ですから、決めるのは、相手とのコミニュケィションが大事か、あるいは自分の身体や家族の健康やタバコ代金がなくなることによる家計の潤いかです。


みんな、自分の事しか考えてませんから、「 禁煙 」するのが賢明だと思います。

 

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アレン・カー氏は、


①禁煙すると、自信と勇気が戻ってくる。


②禁煙すれば、タバコへの奴隷的生活から解放される。


③禁煙すれば、社会から非難されなくなる。

 

「 タバコは麻薬です。ゆっくり、確実に、あなたの精神や肉体を破壊します 」

 

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「 タバコは麻薬です。ゆっくり、確実に、あなたの精神や肉体を破壊します 」

この言葉を、忘れないでください。


それと、アレン・カー氏が言うことは、禁煙した後の生活にピタリと符合します。

 

アレン・カー氏は、失うものは何も無いといいます。


私は、「 タバコをやめたら、何かを失うだろう 」と言う考えが「 失われる 」と思います。


タバコをやめると、自分が、なぜ、そんな考えだったのか不思議になります。




自分が、なぜ、タバコを吸うのかは、「 潜在意識 」で知っています。



誰にも知られない、自分だけの秘密です。



しかし、それは、自分の弱点でもあります。



だから、秘密なのです。



「 さあ、そんな秘密を、公開して、悪魔の巣から出ましょう 」


タバコは、ゆっくり、そして確実に、自信や精神を破壊する。


これは、事実なのです。

 


No16、タバコをやめて、週に〇〇円、節約しよう

 

 

アレン・カー氏は、裕福な家庭だと思います。


なぜなら、「節約」という禁煙の動機が、16番目だからです。


私の場合は、「節約」が、1番目の動機です。


真面目に働いて、稼ぐ金に比べて、タバコの値段が、高いと思いませんか?


しかも、「 交換価値 」ではなく、政治家が、値段を決めます。


これは、変だと思いませんか?


市場原理ではなくて、政治家が決めます。


こんな金を払って、麻薬であり、有毒なタバコを買うなんて、絶対、やめましょう。


タバコは麻薬です。


ゆっくりと、確実に、精神を破壊して、自信を喪失させます。


これは、事実です。

 

 

私の経験では、一日に一箱では、足りませんでした。


まず、朝、新品のタバコが無いと、満足しませんでした。


午前中に56本ぐらい吸いまして、昼食が終わると、一本吸いますから、78本ぐらい吸います。


仕事が終わる5時には、あと56本しか、残っていません。


家に帰る頃は、この状態で、翌朝まで我慢する事が出来るかどうか不安になります。


そこで、家に帰る前に、「 これは、万が一、タバコが無くなったら吸おう 」と思って、新品のタバコを買います。


その安心が有る為に、持っているタバコを、全部、吸ってしまい、「 万が一 」どころか、当然のように、新品のタバコを開けます。


そして、翌日は、全部、吸ってしまい、結局、タバコを二箱、吸う事になります。


原因は、「 翌朝まで禁煙する事が出来ないだろう 」と言う、「 自分への不信 」です。


自分を信用していないから、余分なタバコを吸うのです。


自分をコントロールするのは、自分だけです。


現に、妻や子供から、禁煙してと、お願いされても、タバコを吸うと思います。


自分を信じない事が、一番、悪いことです。

 

 

タバコは、麻薬です。


ゆっくりと、確実に、あなたの精神や自信を破壊します。


これは、事実なのです。

 

kandk55
作家:高口克則
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