基礎概念の応用
そんなに基礎概念にこだわるのであれば、小説以外にも応用できるのではないか?とおっしゃる方もいらっしゃるでしょう。あくまでも個人的な考えですが、私の基礎概念は、芸術、科学、スポーツ、経済、政治などのあらゆる分野においても応用できるものと考えています。特に天然資源である脳の有効利用に役立つと確信しています。
今後も、人間の脳の考察において、個人と社会の両側面から基礎概念の応用を試みていきたいと思っています。時々、擬人化された動物が登場しますが、これは、動物の脳と人間の脳の共通する点や相違する点を考察しています。
突然の死というものが存在する限り、いつまで小説を書き続けられるかわかりませんが、自作品は、物質である人間が、将来にわたり、生と死という存在形態の変化をどのように考えていくのかを考察するものでもあります。
まったくのんきな話ですが、将来、この基礎概念が役に立ったと言っていただける読者が現れることを願っています。今後も知能と健康が続く限り、のんびりと小説を書き続けることで、基礎概念を表現していきたいと思っています。
私の話は分かりにくかったと思いますが、少しでも参考にしていただけたら幸いです。また、今まで自作品を読んでいただいた読者の方に心より感謝申し上げます。